1. Home
  2. FAQ

FAQ

取扱店舗、購入先について

近くでレッドウィングを買えるお店が知りたいのですが?

以下のリンクから全国のレッドウィング取り扱い店舗がご覧いただけます。
直営店および取り扱い店舗の確認はこちら

直営店「RED WING SHOE STORES」
品揃えも豊富でレッドウィング・ジャパンが特におすすめするお店「RECOMMENDED STORE」
その他全国にあるレッドウィング取り扱い店舗の情報をご覧いただけます。

品揃えが特に豊富なお店はありますか?

直営店「RED WING SHOE STORES」はもちろん、以下のリンク先で紹介されている「RECOMMENDED STORE」は品揃えも豊富で、レッドウィング・ジャパンが特におすすめするお店です。

取り扱い店舗の確認はこちら

お手入れ用品を幅広く取扱っているお店はありますか?

直営店「RED WING SHOE STORES」ではお手入れ用品や全てのアクセサリー類を販売しております。直営店については、以下のリンクからご覧ください。
直営店の確認はこちら

他のレッドウィング取り扱い店舗でのシューケア(お手入れ)用品の品揃えは、お店によって異なります。
まずは、以下のリンクからお近くの販売店をお探しのうえ、お問合せいただくことをおすすめいたします。
取り扱い店舗の確認はこちら

レディースラインおよびレディースサイズの取り扱いがあるお店を教えてください。

直営店「RED WING SHOE STORES」では基本的に日本で販売するレッドウィングのブーツ・シューズを全て、全サイズ、在庫しております。(全国的に品切れとなっているアイテム・サイズなどがある場合もございます。この点はご了承くださるようお願いいたします。)
直営店のご紹介は、以下のリンクからご覧ください。
直営店の確認はこちら

それ以外の場合、レディースラインおよびレディースサイズに相当する、USサイズ4.0 (約22cm)~6.0(約24cm)の在庫状況は、お店によって異なります。
まずは、以下のリンクからお近くの取り扱い店舗をお探しのうえ、お問合せいただくことをおすすめいたします。
取り扱い店舗の確認はこちら

直営店はありますか?

東京(青山、渋谷、池袋)、大阪(南船場、梅田)、仙台、福岡に直営店がございます。

レッドウィング・シューストア 東京青山
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-29
03-6450-5349
営業時間:平日12:00〜20:00 / 土日祝11:00〜19:00(水曜定休 / ただし祝日の場合は営業)

レッドウィング・シューストア 渋谷パルコ
〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 5F
03-5422-3673
営業時間:11:00〜21:00(年中無休 / ただし施設の休館日および営業時間に準じます)

レッドウィング・シューストア 池袋パルコ
〒171-8557 東京都豊島区東池袋1-50-35 P'PARCO 1F
03-5962-0822
営業時間:11:00〜21:00(年中無休 / ただし施設の休館日および営業時間に準じます)

レッドウィング・シューストア 大阪
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-10-22
06-6224-0520
営業時間:平日12:00〜20:00 / 土日祝11:00〜19:00(水曜定休 / ただし祝日の場合は営業)

レッドウィング・シューストア ルクアイーレ
〒530-8558 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ 8F
06-6151-2029
営業時間:10:30~20:30(年中無休 / ただし施設の休館日および営業時間に準じます)

レッドウィング・シューストア 仙台
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2-7-28
022-748-7280
営業時間:11:00〜19:00(水曜定休 / ただし祝日の場合は営業)

レッドウィング・シューストア 福岡パルコ
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ本館 3F
092-753-7640
営業時間:10:00〜20:30(年中無休 / ただし施設の休館日および営業時間に準じます)

直営店のご紹介は、以下のリンクでもご覧いただけます。
直営店の確認はこちら

通信販売はしていますか?

現在ご覧いただいているサイトがレッドウィング・ジャパンが運営する公式オンラインストアも兼ねた総合サイトとなっております。
redwingheritage.jp

海外のレッド・ウィングショップを教えてください。

海外の小売店でのレッドウィング商品のお取り扱い状況は、レッドウィング・ジャパンでは把握しておらずご案内ができませんが、米国およびヨーロッパ各国での販売店については、下のリンクの各国サイトから調べていただく事もできます。(それらの情報の新しさ、正確性については、弊社では保証しかねますので、悪しからずご了承ください。)

各国サイトの確認はこちら

また、これら海内での取扱い商品は、当サイト掲載の日本での販売商品と異なっている場合がございます。この点、併せてご了承くださいますよう、お願いいたします。

サイズ、ワイズ、フィッティングについて

商品のサイズ展開はどのようになっていますか?

各商品の詳細ページまで入っていただくとそれぞれの商品で展開しているサイズをご覧いただけます。

直営店では基本的に、全てのサイズを在庫するよう心掛けておりますが、場合によっては米国本社での製造や輸入が間に合わず、一時的に在庫が切れる場合もございます。

直営店以外の取扱店は、常に全てのサイズの在庫を揃えられるわけではありませんので、店頭にサイズがない場合はお取り寄せでの対応となります。この点、ご了承くださるようお願いいたします。

靴のサイズ設定はメーカーごとに微妙に異なります。ブーツ・シューズのご購入の際は、店頭でお試しいただき、フィット感をご確認の上でお買い上げになることを、お奨めいたします。

サイトに掲載されていないサイズもあるのですか?

直営店「RED WING SHOE STORES」には一部、このサイトでご紹介している各商品のサイズ・ワイズ以外のサイズ・ワイズをご用意しております。

それらについては、各直営店舗にお問い合わせください。
直営店の確認はこちら

レッドウィングのサイズは通常より大きめと聞きましたが、どうですか?

スニーカーやドレスシューズに比べると、ワークブーツを中心とするレッド・ウィングのサイズはやや大きめになっていると言えます。厚手のソックスを履く場合やフィットの微調整にフットベッド(中敷)を入れる場合も多いからです。

ただし、レッドウィングの中でもラスト(靴をつくるときに使用する木型)によって同じサイズでもフィット感が違う場合があります。
例えばポストマンシューズに使われている210番ラスト(キャバリーチャッカなどもこのラストを使っています)は、レッドウィングの他のラストより若干タイトにできています。このラストの靴の場合、他のレッドウィングのブーツ・シューズに比べ、サイズをハーフサイズ大きくすることで、ほぼ同じフィットが得られるのが普通です。

もっとも、こうしたラストや靴の形の違いによる適正サイズの違いは、履く方の足の形や、履く方が違ったタイプの靴をどのように履き分けるか(例えば…どちらかというと春夏によく履くオックスフォードは薄いソックスや素足で履く、など)によっても変わってきます。

経験豊富な取扱店で、こうした履き方も含めて相談しながら試履きをしてサイズを選ぶのがベストです。もちろん、直営店「RED WING SHOE STORES」でもこうしたご相談にはできるかぎり丁寧に対応させていただきます。

ワイズとはなんですか?D、E、EE などとありますが何が違うのでしょうか?

ワイズ(width)とは「幅」という意味の英語です。靴の業界では、靴のサイズ(足の長さ)に対する足の幅の広さを示すために、このワイズをアルファベットで表す慣習があります。A〜E を 「狭い ← AAA、AA、A、B、C、D、E、EE、EEE → 広い」といった具合に使用します。

サイズ同様、ワイズは靴をつくる時に使用するラスト(木型)の太さ、つまり、足の甲部分の周囲の長さの基準となります。つまりワイズが広いほど、靴の幅だけでなく、足の甲部分のスペースが大きくなります。

このワイズは靴紐の締め具合、フットベッド(中敷)などで調整できる事が多く、常に複数のワイズを揃えている靴メーカーは非常に少ないと言えます。レッドウィング・ジャパンでも通常、ひとつの商品品番に対してひとつのワイズしかご用意しておりませんが、直営店「RED WING SHOE STORES」においては、一部商品につき複数のワイズを揃えております。

それらについては、各直営店舗にお問い合わせください。
直営店の確認はこちら

レッドウィングの靴のサイズはどうやって選べば良いですか?

靴のサイズ表示の基準は各メーカーごとに異なりますので、実際にブーツに足をいれてフィット感を確認しながら選ぶことをおすすめいたします。

靴を買うのは午後が良いとよく言われますが、人間の足のサイズが朝より夜の方が大きくなっている事が普通だからです。また靴を買う際は、その靴を履くのに適した靴下を履いて(または持って)お店に行ってください。レッドウィングのワークブーツにはやや厚手のコットンまたはウールのソックスをおすすめします。

まずご自分の通常の足のサイズに最も近いサイズの靴をお選びください。
その上で、販売店の店頭で両足を試し履きしてみてください。その際紐靴であれば、紐をハトメなどに通して、軽く、ただし上まで締めてみてください。
店内をすこし歩いてみて、足にしっかりフィットしているか、当たって痛いところはないか、などを確認してください。ワークブーツは厚い革でできていますが、履いていくと革が柔らかくなり、これにより足へのあたりも変わってきます。また、革は引っ張られると若干伸びるので、この意味でも少し履く事で足に合わせて若干馴染むことになります。

ただし、こうした革の馴染みでサイズ感がどのように変わるかは、靴のデザイン、革の特性や新品の時の足あたりの程度によっても変わってきます。こうした点を確認して、しっかりフィットする靴を選んでいただくには、品揃えが豊富なお店で経験あるスタッフの助言を得ながら選ぶのがベストです。

以下のリンクにある直営店「RED WING SHOE STORES」、または経験と品揃えの豊富なおすすめのお店「RECOMMENDED STORE」は、その意味でもおすすめできるお店です。
直営店および取り扱い店舗の確認はこちら

サイズが合っているはずのエンジニアブーツの甲部分がきつく、痛みを感じます。解決策はありますか?

ストレッチャーという道具を使用して甲・足幅・筒の部分を(若干ですが)伸ばすことも可能です。

エンジニアブーツやペコスブーツのような、靴紐で甲まわりを調整することができないものは、足の甲の部分がフィットしている事が重要です。この部分がゆるいと歩いている内に脱げてしまったり、かかとが浮いてしまい足が安定しない事で、履き心地の点でも、足の健康の点でも問題が生じます。しかし、この部分がきつ過ぎると、履いている内に痛みが生じます。甲の部分がしっかりフィットし、ゆるかったり、きつ過ぎたりしないものを選んでください。
適正にフィットするものであれば、履き始めの革が硬いうちは、履くたびに圧迫感や痛みを感じる事があっても、履いていく内に革が足に馴染み、これらの問題が解決されるものです。

しかし、痛みが長く続く場合は、ストレッチャーという道具で甲・足幅・筒の部分の革を(若干ですが)伸ばすこともできます。
この甲伸ばし作業は、直営店またはレッドウィング製品の取扱いのある販売店さんを通してお受けしております。お店に靴を持参の上ご相談ください。

ただし、ストレッチャーを使って革を伸ばすのにも限度がありますのでストレッチャーで全ての問題が解決できるとは限らない事をご理解、ご了承ください。

商品の仕様、ディテールについて

かつてのレッドウィングのエンジニアブーツなどにある、「PT91」、「PT99」といった表記は何を意味しているのですか?

ANSI, (ANSI) PT83, (ANSI) PT91, (ANSI) PT99, ASTM, といった記号はスティールの先芯(スティール・トゥ)が入った、いわゆる安全靴のスティール・トゥの規格で、その品質が一定の基準を満たしている事の証明です。日本で販売されたレッドウィングのブーツ・シューズの中にはこうしたスティール・トゥ入り安全靴があり、それらには商品のどこかに、こうした品質規格の記号が入っています。

この規格は当初はANSI (American National Standards Institute) という団体により設定されており、時代と共に規格基準が更新され、それと共に、靴のどこかに表記される記号が変わってきました。
その変化の流れを靴の製造年に合わせておおまかに説明すると以下のようになります。

1982年あたりまで製造のレッドウィングのスティール・トゥ入り靴・・・商品のどこか、エンジニアブーツであれば、その筒の内側に「ANSI」という4文字と記号が印字されています
それ以降1990年あたりまで・・・エンジニアブーツであれば、その筒の内側に「ANSI」と「PT83」およびその他の記号が印字されています
それ以降1992年あたりまで・・・商品の革への刻印から縫い付けられたタグへの記載に変更となりました。タグに「ANSI」と「PT83」およびその他の記号が印字されています
それ以降2000年あたりまで・・・タグに「ANSI」と「PT91」およびその他の記号が印字されています
それ以降2006年あたりまで・・・タグに「ANSI」と「PT99」およびその他の記号が印字されています
ちなみに「PT」とは「Protective Toe」の略号で、これがつま先保護のための規格であることがわかります。

2006年より、レッドウィング社が準拠する規格を制定する団体がANSIからASTM (American Society for Testing and Materials)へと変わり、同時に「PT」の記号使われなくなりました。しかしANSIもASTMも全く同じ基準を使用しており、これによるスティール・トゥの仕様変更はありません。

2012年に、ASTMのスティール・トゥ規格が強化され、それに伴い、レッド・ウィング社が北米をはじめ世界中の作業靴市場に販売する安全靴のスティール・トゥの設計が変わり、スティール・トゥを入れた靴のつま先形状を変える必要がでてきました。この時点で、日本で販売しているレッドウィングのブーツ・シューズでスティール・トゥの入ったものはエンジニアブーツの一部とロガーブーツですが、これらについては、それまでのつま先形状を維持するため、ASTM規格に沿った変更は行いませんでした。よってこれ以降、それらの商品のタグ等には、スティール・トゥの安全品質規格を表す記号は入らなくなりました。もちろん、スティール・トゥそのものは2012年より前に使用していたものから何ら変更をしておらず、その強度も変わっていませんが、新たな規格に沿うために靴のデザインを変えてしまうことを避けたため、あえて規格表示を入れない事を選択したものです。

こうしたスティール・トゥ規格の変更による規格記号の表記の変化とは別に商品の素材、スティール・トゥ以外の部分のマイナーチェンジが行われたため、これらの記号が特定の商品仕様を表すものだと誤解されている場合もありますが、スティール・トゥ規格の表記が一定の製造年を示すことはあっても、その表記と商品の革、デザインなどのマイナーチェンジには直接の関係はありません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

靴のサイドに刻印があるものとないものの違いは?

レッドウィングのブーツ・シューズの一部には、ロゴ、ブランド名、製造年月などが革部分に刻印されています。

これらの有無や位置が商品や時代により異なっているのは、主に市場からの要望や製造管理の都合によるものです。製造国や工場に大きな変更があったり、製造工程、原料の変更、などに伴ったものではありません。よって、ブーツ・シューズの仕様、品質が刻印の有無や内容で変っているわけではありません。

もっとも、商品やその素材が時代とともに多少変わる事は、過去も今後もございます。
例えばソールのモールド(鋳型)、革の色、革のなめしの工程の一部などがそうした中でも主だったものです。

レッドウィング・ジャパンではこうした刻印の有無、素材のマイナーチェンジ等による商品の指定や交換には応じかねることを、あしからずご了承ください。

修理について

修理をして欲しいのですが、どこに靴を持っていけば良いのですか?

直営店やレッドウィング製品の取り扱いがある一部店舗を通して、ブーツ・シューズの修理をお受けしております。ご来店が難しい場合は発送にてお受けすることも可能です。

靴の種類によっては修理が不可能なものや、オリジナルの修理パーツがないものもございます。また靴の状態やお望みの修理内容によっては、修理が不可能な場合もございます。

まずはリペアページの内容をご確認の上、修理依頼方法をお選びください。
リペアページはこちら

購入したお店が無くなってしまったのですが、修理はどこに出せば良いですか?

レッドウィングの修理受付が可能な店舗にはお客様が購入したお店を問わず、修理を受け付けていただくようお願いしております。また直営店でも、ご購入の場所に限らず、グッドイヤーウエルト製法のレッドウィング製品であれば、できる限りの修理対応をさせていただくよう努めております。

ただし海外で販売されているレッドウィング製品には、グッドイヤーウエルト以外の製法でつくられたものが多数ございます。そうしたものの多くは作業靴市場に向けて販売されており、ソールの張り替えができないものが主流となっています。こうした製品は修理の対応ができかねる場合がございますので、この点ご了承くださるようお願いいたします。

まずはリペアページの内容をご確認の上、修理依頼方法をお選びください。
リペアページはこちら

修理期間はどのくらいですか?

通常のソール交換などで、約1ヶ月半と考えていただいております。

ただし、修理の種類、修理箇所の数、または時期などによって、これ以上の期間をいただく必要がある場合もございます。修理の期間をお知りになりたい場合は、直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗を通してお問合せください。ただし修理内容によっては、一度販売店さんより弊社に修理品を送っていただいて靴の状況を確認してからでないとお答えできない場合もございます。この点ご了承くださいますようお願いいたします。

修理の料金はどのくらいですか?

下によくある修理の料金リストを用意しましたので、こちらをご参照願います。

この修理価格は修理箇所、商品、パーツ、靴の状態によっても変わることがございます。このリストはあくまでも目安としてご参照願います。

また、直営店やレッドウィング取り扱い店舗を通して、ブーツ・シューズの修理をお受けしておりますが、修理前にお見積りが必要な場合は、お店を通してご連絡させていただきます。この点ご了承くださいますようお願いいたします。

--- ソールの修理 ---(税込)
○トラクショントレッド・ソール
ソール全体の交換\18,700(税込)〜
アウトソールのみの交換\16,500(税込)〜
○ビブラム・ラグ・ソール
ソール全体の交換\18,700(税込)〜
アウトソールのみの交換\16,500(税込)〜
○ビブラム・ロガー・ソール
ソール全体の交換\18,700(税込)〜
アウトソールのみの交換\16,500(税込)〜
○レザーベースのソール(ベックマン・ソール、グロコード・ソール)
ソール、ヒール交換\20,900(税込)〜
ハーフソールのみの交換\11,000(税込)〜
ヒール交換\7,700(税込)〜
○ニトリル・コルク・ソール
ソール、ヒール交換\19,800(税込)〜
ヒール交換\7,700(税込)〜
○ネオプレーン・コード・ソール(ヒールベース有)
ソール、ヒールベース、ヒール交換\20,900(税込)〜
ヒールベース、ヒールのみの交換\9,350(税込)〜
ヒール交換\7,700(税込)〜
○ケミガム・コルク・ソール(ヒールベース有)
ソール、ヒールベース、ヒール交換\20,900(税込)〜
ヒールベース、ヒールのみの交換\9,350(税込)〜
ヒール交換\7,700(税込)〜

--- アッパーの修理 ---
○アッパーのステッチほつれ縫い直し
○腰裏の革あて
○サイドゴアのゴア交換
○エンジニアベルト、バックル交換
料金は直営店またはレッドウィング取り扱い店舗にお問い合わせください。

スーパーソールのソール交換は可能ですか?

スーパーソールのソール交換は基本的にお受けしておりません。

スーパーソールを使用した商品のほとんどはダイレクト・インジェクション製法による底付けが施されています。この製法は靴にウエルトを縫いつけた後、靴のアッパー部にスーパーソールを直接射出するもので、ソールの底付けと成形を同時に行うものです。

この靴底を本来の機能を損なわずに交換するためにはアメリカ本国にある工場の射出成形ラインにて製造工程と同じ方法で行わなければなりません。技術的には可能なものですが、現実的な問題として、修理靴一足が日本とアメリカを往復する輸送コスト、日本の税関にて再度求められる恐れのある関税、また紛失の恐れ等の問題によりスーパーソールをアメリカ本国で修理するといったことは受け付けておりません。

しかしスーパーソールは耐摩耗性に非常に優れたソールのため、ソール交換せずとも長期にわたり着用できるもので、ソール交換が必要となるまでの期間は、他のソールに比べてとても長いものです。

こうした事情をご理解いただき、スーパーソールのソール交換をお受けできないことあしからずご了承くださいますようお願いいたします。

現在ついているソールを別のレッドウィングソールに変えるカスタムをしたいのですが可能ですか?

靴の製法、設計とソールの組み合わせよっては可能なものと不可能なものがあります。

靴の甲部分の設計やラストは、ソール・ヒールの種類によっても違います。本来の設定のソールを異なるものに変える事で、甲部分の設計に影響を及ぼす場合や、本来設定されているヒールの高さを変えるタイプのカスタムは、本来の靴のバランスを崩す恐れもあるため、概しておすすめできません。
例えば、
×かかとの周りにウエルト(縫目が通った細革)がまわっていないものに、トラクショントレッド・ソール(白底)のようなつま先からかかとまで一体になった「一体型」ソールを付ける事
×かかとの高さを変える事
などは上記のような理由で、ご対応できかねます。

ただし、次の様なソールの付け替えは、こうした問題を起こさずにできるため、ご要望があればお受け致します。通常のソール交換よりも時間を頂く事もございますが、この点は予めご了解ください。
○トラクショントレッド・ソール(白底)を一体型のビブラム・ラグ・ソール(黒)に交換する
○一体型のビブラム・ラグ・ソール(黒)をトラクショントレッド・ソール(白底)に交換する
○トラクショントレッド・ソール(白底)をコルク・ソール(茶)に交換する
※サイズによっては交換できなことがあります。この交換の可否の判断は現物を拝見させていただかないと付きかねますので、詳しくは取り扱い店舗にお持ちこみのうえご相談願います。
○一体型のビブラム・ラグ・ソール(黒)をコルク・ソール(茶)に交換する
※サイズによっては交換できなことがあります。この交換の可否の判断は現物を拝見させていただかないと付きかねますので、詳しくは取り扱い店舗にお持ちこみのうえご相談願います。

尚、これらのソールの変更は、オールソール交換と同じ要領で、修理の一部として、直営店またはレッド・ウィング取り扱い店舗を通して、受け付けております。

廃番となっている商品のソール交換やその他修理は可能ですか?

現在では製造、販売が中止された商品であっても、レッドウィングであれば出きる限り修理の対応をいたします。

ただし、靴の種類によっては、現在パーツが製造されていなかったり、入手不可能なものもあり、似たパーツを使ってしか修理が出来ないものも多くございます。
まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗を通して弊社に送っていただいた上で、修理が可能かどうか、どのような形であれば可能なのかをお答えする事になります。

並行輸入商品、アウトレット商品でも修理してもらえますか?

レッドウィング社の製造した、レッドウィング・ブランドを冠するブーツ・シューズであれば基本的に修理をお受けしております。

ただし、靴の種類によっては、修理が不可能なものや、オリジナルの修理パーツがないものもございます。
またお店によっては、修理を受ける商品が限定される場合もございます。
まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗にご相談ください。

海外商品の修理は受け付けてもらえますか?

海外で購入されたものであっても、レッドウィング社の製造した、レッド・ウィング・ブランドを冠するブーツ・シューズであれば基本的に修理をお受けしております。

ただし、靴の種類によっては、修理が不可能なものや、オリジナルの修理パーツがないものもございます。
またお店によっては、修理を受ける商品が限定される場合もございます。
まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗にご相談ください。

靴のクリーニングもやっていただけますか?

クリーニングに関しては承っておりません。

レッドウィング・ジャパンでは使用により損なわれてしまったブーツの機能の一部を、ソール(底)などのパーツ交換や、ステッチの縫い直しなどによって修復する事が中心となります。

ブーツのアッパー(甲)部分の縫い目が破れてしまいましたが、修理してもらえますか?

多くの場合可能ですが、縫目やその周囲の革の状態によっては不可能なものもあります。

また可能であっても縫い直しをした際に、以前の縫目とは糸の感じが違ったり、縫目が重なって目立つようになってしまうこともあります。この点をご了承いただく必要がある点、ご理解ください。

まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗を通して弊社に送っていただいた上で、修理が可能かどうか、どのような形であれば可能なのかをお答えする事になります。

エンジニアブーツの中底がひび割れてしまいましたが修理できますか?

中底そのものを新しいものに取り替える修理は基本的に行っておりませんが、中底にひび割れや穴が開いた場合、対症療法的な処置を施すことは可能です。ただし、程度の軽いものに限ります。

この処置とは、ひび割れ、穴の部分に新たな革を貼り付ける方法で、中底を補強し、損傷の進行を遅らせ、中底の下にあるフィラーと呼ばれる詰め物がこぼれ出たりするのを防ぐものです。中底を新品と同様の強度に戻すものではありません。
それだけ履き込んだブーツであれば、履く方の愛着も大きなものがあるでしょう。こうした処置を施したとしても、更に長持ちさせるためには、大切に、丁寧に、履いていただく事をおすすめします。

まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗を通して弊社に送っていただいた上で、修理が可能かどうか、どのような形であれば可能なのかをお答えする事になります。

エンジニアブーツのベルトが切れてしまったのですが、修理できますか?

修理は可能です。ベルト(ストラップ)そのものを付け替える事になります。

ただし、現在、製造・販売中止になってしまっている品番のエンジニア・ブーツの場合、ブーツ本体と同じレザーのストラップのパーツが無いことがあります。こうした場合は、本体と、ベルト(ストラップ)の革そのものが異なってきてしまいます。この点をご了解いただいた上で、修理をお受けすることになります。

現在、販売中の品番のエンジニアブーツであっても、革の微妙な風合いや、バックルの細部の形状が製造時期により異なる場合があります。また、履き込んで表情の変わったブーツに新品のバックルがつく事になりますので、修理後の全体の印象が修理前と少し変わってくる事も避けられません。こうした点についてもご理解いただいた上で修理をさせていただく事になります。

靴のベロの部分の交換はできますか?修理は可能ですか?

ベロの部分(靴紐と足の間にあたる薄めの革の部分)をそっくり新品に付け替える事はできませんが、破れてしまったりしたベロに、当て布をするように革を縫い付ける補修は可能です。

この場合、元の靴に使われている革と全く同じ革がなかったり、革を縫い付ける跡が目立つ形で残ったりすることはありますが、これによりベロの機能をある程度回復する事ができます。
ただし、破れや損傷の程度によっては修理が難しい事もありますので、ご了承ください。

ハトメやフックの付け替えはできますか?

多くの場合可能ですが、靴の種類や、付け替える前のハトメ・フックやその周囲の革の状態によっては不可能なものもあります。

オリジナルのハトメ・フックと同じタイプの部品が製造中止になっていたりする場合は、最も似た部品を使っての修理になってしまいます。

また、フックからハトメへの変更は比較的容易ですが、ハトメからフックへの変更は、ハトメをそのままにして、その上からフックを付ける事になります。これはハトメを外した後のレザーの穴がフックを固定するには大きすぎるため、ハトメを外してしまうと、フックが取り付けられないからです。

まずは直営店またはお近くのレッドウィング取り扱い店舗にご相談ください。

お手入れ、メンテナンスについて

ブーツはどうやって保管したら良いのですか?(靴紐は外すべきか、フットベッド(中敷)は入れたままで良いか、新聞紙等を入れた方が良いのか、等)

まず紐をゆるめて履き口を広げ、空気が外からブーツ・シューズの中に出入りしやすいようにして保管してください。

保管は、暗く風通しが良い涼しいところが理想的です。靴棚などに入れて保管する場合、定期的に靴棚の扉を開けて中の空気を入れかえたり、靴棚から靴を出して埃を払う、などすることをおすすめします。こうした事を時々行うだけでもカビの発生を減らすことができます。

足は一日でコップ一杯分の汗をかくとも言われます。一日履いた靴はすぐに靴棚にしまわずに、一日くらいは玄関などに置いて、靴の中の汗による水分を発散させてから収納してください。

直射光やガラス越しの明るい光が当たるところに靴を長期間置いたままにすると、革によっては色が褪せる事があります。こうした明るい光のあるところでも長期間の保管は避けてください。

雨などで濡れた靴を、完全に乾く前に扉のある靴棚などにしまうと、水分がカビを誘発することがあります。雨で濡れた靴、オイルなどでお手入れをした靴を靴棚に入れる際は、しっかり乾くのを待ってからにしてください。

雨などで靴が濡れた場合、新聞紙等を靴に入れて数日水分を吸わせると効果的です。ただし、この新聞紙を入れたまま長期間保管すると、湿気を吸った新聞紙からカビが生えることにもなりかねません。数日経ったら、新聞紙などは出して保管する方が良いかと思われます。

オイルドレザーの靴を、箱に入れて、風が通らない戸棚や押し入れに、長い間入れたままにすると、カビが生えるおそれがあります。本来オイルドレザーに含まれている油分と水分だけでもカビの栄養となってしまうからです。保管の際は箱に入れずに、靴棚などに収納してください。

フットベッド(中敷)を入れて靴をお履きの場合は、保管時にはフットベッドを靴から外してください。靴の中の湿気を発散させる上でも、フットベッドの劣化を防ぐためにも、この方法が有効です。

ブーツにカビが生えてしまいました。どうしたら良いですか?

現在レッドウィングの製品にはありませんが、市販されている靴用のカビ取りクリーナーがございますので、そちらをご使用願います。(例:モウブレイ・モールドクリーナー、等)

カビ根は革の中にかなり深く入り込むため、一度カビが生えると、完全な除菌やクリーニングはなかなかできません。こうしたカビ対策の製品を、定期的に使用し、カビの再発や新たな発生を防ぐのが効果的です。

靴に発生したカビへの一般的な対策は、以下のようなものですが、カビ取り・防止製品により使用方法が異なるため、それぞれの製品の使用説明を読んで行ってください。

1. カビの生えた靴を屋外に持ち出す。カビの除去を試みる際に、カビの菌(胞子)を周囲に飛ばすのを防ぐためです。
2. 乾いた布でカビを拭きとり、その布はすぐに捨ててください。
3. カビ取りクリーナーやカビ防止剤を靴の内側、外側にまんべんなく吹付けてください。場合によってはこの後、不要な歯ブラシ等で全体をブラッシングし細部まで成分が浸透するようにしてください。
4. 一晩ほど風通しの良い乾燥した場所に置きブーツを乾燥させます。その後、天気の良い日に1日以上日光にあて紫外線で滅菌してください。
5. あとは各レザーに適したお手入れ方法でブーツをお手入れしてください。オイルなどでお手入れした際には、オイル分が乾いてから靴を収納してください。

レッドウィングのモールドプリベンターはカビ取りクリーナーではありませんが、湿気の多い気候での適切なブーツ保管用に設計されたカビ防止剤です。カビの発生をある程度抑制しますが高温多湿な日本の環境はカビ発生のリスクが非常に高く、それだけでは不十分と言えます。
カビは「ホコリ・汚れ」「温度」「湿気」3つの条件により発生します。カビ発生の予防策としては、日頃からホコリや汚れをこまめに落とすことと、風通しの良い場所にブーツを保管されることをお奨めいたします。
雨の日に履いた後、オイルを塗った後などは、靴や革の中に湿気が入っています。靴がしっかり乾くのを待ってから収納してください。

オイルはどのくらいの頻度で使用したら良いでしょうか?

革のタイプ、色や使用方法によって大きく異なりますが、週に1回、街中で履く、といった履き方であれば、年に数回、革の表面にオイルを薄く塗付するくらいで十分です。もし長い間履いていないブーツ・シューズであれば、2~3年に一度でも構いません。

レッドウィングが靴に使用している革は一次なめしをクロムなめしという製法で行っています(大多数の靴の革は同じ製法です)。こうしてつくられた革は、オイルを頻繁に補給しなくても長年持つものです。革の性質の保持にオイルが必要というよりも、こうした革は極度な乾燥を避け、革の中にある程度の水分を保つためにオイルを使用する、または元々オイルを含ませてつくられたレザーのオイル分を補給する、という考え方がオイルによる靴の革のお手入れの基本です。

レッドウィングに使用しているレザーの多くは、革を作る工程でオイルを含ませたオイルドレザーです。こうした革はオイルを含ませることで、撥水性やアウトドア環境での自然界の刺激成分への耐久性を持たせるべくつくられています。この性質を維持し革の風合いを保つためには、時々オイルを補給することが有効です。ミンクオイル、(オールナチュラル)レザーコンディショナー、また(オールナチュラル)ブーツオイルなどオイル系のお手入れ用品は、本来このようなオイルドレザーへのオイル補給用につくられたものであり、この用途には最適なものです。

表面に塗装を施したコレクテッドグレインレザーの場合、表面に塗膜があるため、革のオイル分が乾燥しにくく、オイルによるお手入れの頻度は、オイルドレザーより少なめで大丈夫です。しかし、履き込んでいくと革の表面の塗膜が摩耗したり、傷が入ることで部分的に塗膜がなくなったりするため、このようになれば、塗膜がない部分、薄くなっている部分を中心に、年に数回、オイルを塗布する事をお勧めいたします。

ヌバックレザー、明るい色のレザーには、ミンクオイル、(オールナチュラル)レザーコンディショナー、また(オールナチュラル)ブーツオイルなどペースト状のオイル系お手入れ製品または液体のオイルは向いていません。風合いや色合いが変わってしまう(毛並みが寝る、色が濃くなる、カサついた感じの本来の風合いがツルッとした感じに変わる、等)からです。これらのレザーにはオイル分をやさしく補給できるレザークリームを使用することをお勧めいたします。

しかしながら、靴のお手入れは、革の質を保持するというよりも、靴を履く楽しみでもあり、常に上記のような基本に沿って行わなければならないものでもありません。オイルをたっぷり含ませることで革の色が濃くなるのを経年変化のひとつとして楽しむこともできます。以下の注意点を頭に入れておいていただければ、「味出し」として、オイルを使ったお手入れを自在に楽しんでいただきたいと思います。

○革にオイルを塗ると同時に水分も革の中に留まることになります。オイルをたっぷり塗った靴を風通しの悪いところ、高温多湿のところで保管するとカビを誘発することになりかねません。オイルによるお手入れの後は、革の表面のオイル分が乾くまで靴を収納しないでください。またオイルを塗っている靴は、定期的に靴棚から出して靴の中の湿気を逃がしてください。
○明るい色の革はオイルをあまり含んでいないことが多く、これにオイルを入れると色が濃くなったりシミができる事があります。こうした革の靴にオイルを塗る場合は目立たないところで試し、問題が起きない事を確認してから全体に塗布する、またごく少量を薄く塗付する、といった注意が必要です。オイル分をやさしく補給できるレザークリームを使用することをお勧めいたします。
○ラフアウトレザー、ヌバックレザーにミンクオイル、(オールナチュラル)レザーコンディショナーなどペースト状のオイル製品を塗布すると含まれているろう分の影響で毛並みが寝たり、革の肌目が変わってしまいます。またオイル分の影響で色も濃くなってしまいます。ラフアウトレザーにあえてオイル分を入れる場合は、液体のブーツオイルがより適しているといえます。さらに、ヌバックレザーの場合はオイルの代わりにレザークリームを使用することで、本来の風合いを保つのに適しています。
○表面に樹脂系のコーティングが施されている革(エスカイヤレザー等)にオイルは使えません。コーティングがオイル浸透を妨げ、傷などがあると部分的にオイルが浸透する事でシミとなるリスクが大きいからです。また靴の仕上げ段階で似たコーティングを施している革(トップコートを施し艶を出す仕上げが施されているワイドパネルラインマンのリタンレザー等)も同じようなリスクがあるためオイルの使用は不向きです。こうしたレザーの靴はシュークリームでのお手入れをお勧めします。

ミンクオイル、オールナチュラル・レザーコンディショナー、オールナチュラル・ブーツオイルの成分は何ですか?違いは何ですか?

レッドウィング「ミンクオイル」の主成分は、ろう、油脂、有機溶剤(石油由来の油性成分)で、副成分としてラノリン、シリコンなどを含んでいます。

レッドウィング「オールナチュラル・レザーコンディショナー」は、ミンクオイル同様、ペースト状のオイル系シューケア製品ですが、全て天然の成分でできています。天然のミンクオイル(動物性油脂)、ビーズワックス(蜜蝋)およびパインピッチ(松ヤニ)でできています。

レッドウィング「オールナチュラル・ブーツオイル」は「オールナチュラル・レザーコンディショナー」と似た成分ですが製品をペースト状にするためのビーズワックス(蜜蝋)を配合しておらず、液体となっています。

「ミンクオイル」は有機溶剤を中心に配合し、ろう、シリコンなどを加えることで防水効果を高め、お手頃な価格を実現しています。「オールナチュラル・レザーコンディショナー」はコストの高い天然成分を贅沢に使ったものですが、天然成分のみを使っている分、環境にもレザーにもやさしい製品となっており、手の指で革に擦りこんでも心配ありません。同じ天然成分のパインピッチ(松ヤニ)が入っているため松の木の香りがして、これが使う気分を高めてもくれます。元々、アメリカのハンター達は、松ヤニ入りのオイルを使用し、その松の香りで人の気配を消したと言います。このふたつの製品の性質、効果はとても似ていますが、防水性においては「ミンクオイル」がやや勝っており、浸透性や革の保護に置いては「オールナチュラル・レザーコンディショナー」に少々の利があるかと思います。

「オールナチュラル・ブーツオイル」はろう分を含まない純粋なオイルに近いもので、革への浸透も非常に良く、レザーにオイル分を入れる、という目的には最もかなったものです。ただしペースト状の製品に比べると、革へのオイル浸透を適度に抑制するろう分が入っていないことや、液体であることで、使用するのに若干の慣れを要します。

雨に濡れてしまったら、どのようなお手入れをすれば良いですか?

レッドウィングに使用されている革の多くはワークブーツ用に開発されたものです。雨の日に屋外で使用する事も想定されており、丈夫につくらています。特ににオイルをふんだんに含ませたフルグレインレザーは水分に強く、雨に濡れてもすぐに革が劣化するようなことはありません。
しかし、現在日本で販売しているレッドウィングは、ものによっては、ワークブーツにはあまり使用されないタイプの革を使っていたり、そうでなくても雨で濡れた靴を適切に扱う事でブーツ・シューズをより長い間楽しんでいただけます。

雨に濡れた靴は
1. 乾いた布で雨に濡れた靴の水分を全て拭き取ってください。
2. フットベッド(中敷)を入れて履かれている場合は、靴から取り出してください。フットベッドが湿気を靴内に留まらせ、それがカビの発生を促したり、フットベッドそのものの劣化を促進するおそれがあります。
3. 靴の中まで水が浸み込んでいる場合は、乾いた布で濡れてる部分を拭いた後、風通しの良い日陰において、しっかりと乾燥させてください。新聞紙などを靴内に詰めて湿気を吸わせることもできますが、半日~1日後には詰めた新聞紙を靴から出してください。新聞紙が吸った湿気がかえって靴内に留まることになるからです。直射日光に当てて乾かす事もできますが、これも短時間に留めてください。紫外線による革の褪色などをできるかぎり避けるためです。ドライヤーやストーブなどで急速に乾燥させると革の縮みやひび割れの原因になりますのでおやめください。

その後、靴が完全に乾いたら、その革に応じたお手入れ方法でメンテナンスすると、理想的です。

オイルを塗ったら革の色が変ってしまいました。どうしたら良いですか?

ミンクオイル、レザーコンディショナー、またはブーツオイルなど、オイル系のシューケア製品を革に塗ると革の色が濃くなることがあります。特に液体で浸透性が良く、ろう分を含まない分オイル比率の高いブーツオイルではこの傾向が顕著です。
これは布が水に濡れると色が濃く見えるのと同じ原理で、革がオイルの油分で濡れている状態だと言えます。時間が経つと革の中のオイル成分が抜けて元の状態にもどりますが、オイルは水と違って蒸発する速度が遅いため、時間がかかります。この時間は、革の種類、色、もともとの状態、塗ったシューケア製品の種類、その量、などで様々ですが、一般的には以下のようなものです。

ミンクオイル、レザーコンディショナーなどを、染色されただけの(全く表面塗装がされていない)ブラウンのオイルドレザーに薄く伸ばすように塗った場合、一晩から数日で、レザーの色が元に戻るか、元に近くなります。

ブーツオイルは液体であるため浸透性が良く、革にオイルが深く浸み込みます。このため色がより濃くなり、元に戻るのに長い時間を要します。

このような色が濃くなった革を元に戻すには、時間をかけて待ちつつ、その間オイル系のシューケア製品を使用せず、水拭きとクリーナーでのお手入れをするのがベストです。

革の色がはげてしまいました。戻すにはどうしたら良いのでしょうか?

基本的には一度剥げてしまった革の色を完全に元の状態に戻すことはできません。履き込むことで擦れて起こる通常の革の色落ちは、デニムの色落ちやアタリと似たもので、ワーク系のブーツ・シューズにとっては経年変化による「味」ともいえるもので、それを楽しんでいただくのがベストです。

色が剥げた箇所がどうしても気になるようでしたら
- 革の色と同色か、わずかに濃い色のシュークリーム(レッドウィング「ブーツクリーム」)で補色する。こうした通常のクリーム類は革に色を乗せることはできても革を染める効果はありません。時間と共に色がおちてきますが、その場合は、また繰り返し使用することになります。
- 市販の染色効果のあるシュークリームを使用する。こうすると、革に色が染みて、より長期間色が保たれます。しかし、革の色と同じ色のものを用いないと違和感を生むこともありますので、注意が必要です。
- 市販の革を染めるスプレーを使用することも可能ですが、上記の染色効果のあるクリームにも増して、その部分のみ色が変わってしまうリスクがあります。この点、十分に注意して色を選ぶ必要があります。
- 最近は「高級靴磨きサロン」が各地にあり、そうしたところには、靴の染色を行ってくれるところがあります。このようなところに相談する、という方法もございます。

防水スプレーは使ったほうが良いですか?

ブーツ・シューズに使用されている革や、靴を履かれる環境によって、レザープロテクター(防水スプレー)を使用されることをお奨めいたします。

特に明るい色のラフアウトレザーの場合、オイルを含まないものが多く、汚れを吸いやすく、汚れが目立ちます。こうした革の靴をきれいなまま履き続けたい場合は、履かれる前に靴にまんべんなくレザープロテクターをスプレーする事で、革に撥水性をもたせ、雨などでの汚れの付着を抑えることができます。

オイルドレザーのような革は、本来水に強く作られはていますが、防水性があるものではなく、雨の日に履くとやはり水が革に染み込みます。こうした革の靴も、なるべく汚したくない場合にはレザープロテクターが役立ちます。

これらのレザーにレザープロテクターをスプレーすると一時的に色が濃くなりますが、ほどなく、乾燥して元の色に戻ります。しかし、念のため、レザープロテクターは、まず靴の内側やベロなどの目立たない場所でテストしてから全体にご使用することをお奨めいたします。

強い光沢を持つ革の靴にレザープロテクターをスプレーするとレザープロテクターの成分が革になじまずに、水滴跡が残る場合があります。レザープロテクターはこうしたタイプの革、靴には不向きです。

新しいブーツ・シューズを履く前にお手入れは必要ですか?

レッドウィングのブーツ・シューズには、事前のお手入れが特に必要なわけではありません。しかし、以下のような多少のメリットもあります。

○ラフアウトレザーのもの
こうした起毛革は汚れが付きやすいので、事前にレザープロテクターをスプレーする事で汚れを付きにくくする効果が得られます。
○オイルドレザーのもの
ミンクオイルやレザーコンディショナー、ブーツオイルなどを革にうすく塗ってから履くと、革の馴染みが多少良くなります。ただし、(特にブーツオイルの場合)塗った直後は革の色が濃くなりますので、この点ご承知ください。
○カッパー・ラフ&タフ・レザーのもの
この革に関しては、オイル系のシューケア製品、ブーツクリームを使うと色が濃くなり、独特の風合いが変わる恐れがあります。新品の状態の革がお気に召している場合、何もせずにそのままお履きください。
○ベックマンブーツなど「磨き」が映える革のもの
シュークリームで磨くことで、靴の輝きが増し、レザーの魅力が引き立ちます。またベックマンブーツ、キャバリーチャッカ等に使用されているレザー・ベースのソールは、土踏まずの底面にレザーが出ている部分に、ミンクオイルやレザーコンディショナー(無色のブーツクリームでも可)を塗っておく事で、ソールのレザー部分の保護が可能です。

オイルドレザーのお手入れ方法を教えてください。

オロラセット・ポーテージ(6インチ・モックトゥ等に使われている赤茶色のレザー)のような濃い色のオイルドレザーのお手入れについてはこちらをご覧ください。

ゴールドラセット・セコイア(アイリッシュセッターに使われている明るいブラウンのレザー)のような明るい色のオイルドレザーのお手入れについてはこちらをご覧ください。

ブラック・クローム(エンジニアブーツ等に使われているブラックのレザー)のような厚い塗膜を施されたオイルドレザーのお手入れについてはこちらをご覧ください。

カッパー・ラフ&タフのようなヌバック系レザーのお手入れ方法を教えてください。

こちらをご覧ください。

ラフアウト・レザーのお手入れ方法を教えてください。

こちらをご覧ください。

ベックマン、ポストマンなど、光沢ある革のレザーのお手入れ方法を教えてください。

こちらをご覧ください。

クリーニングの方法を教えてください。

レッドウィングのブーツ・シューズのクリーニング方法については、こちらをご覧ください。

フットベッド(中敷)を使用する際に注意した方が良いことはありますか?

雨の日に履いた後や長期にわたってブーツを保管する際には、フットベッド(中敷)をブーツ・シューズから取り出して別に保管してください。

フットベッド(中敷)を入れたまま長期間保管すると、フットベッドとソールの間に湿気がたまり、カビの原因になる事があります。また、レッドウィングのフットベッドの一部の商品にはウレタン素材が使用されており、このウレタン部分が湿気と温度により加水分解を起こし崩れてしてしまうことがあるからです。

久しぶりに履こうとしたら靴の革が硬くなってしまいました。どうしたら良いですか?

硬くなった程度にもよりますが、オイル系のシューケア製品である程度革を柔らかくすることができます。

ミンクオイルやレザーコンディショナーもオイル分を含んでおり革を柔らかくする効果がありますが、特に液体のブーツオイルが革への浸透性が良く、こうした際に便利です。たっぷりと塗り込んで数日そのまま置くと革が柔らかくなります。

ただし何十年もたって芯まで乾ききった革を柔らかく、しなやかな状態にもどすのは不可能な場合が多いことを承知ください。

靴下に色落ちしてしまいます。どうしたら良いでしょうか?

現在日本で販売されているレッドウィングのブーツ・シューズのほとんどは、中底(靴の中の足にあたる底部分)に、タンニンなめしの革を使用しています。またそれらの一部は、つま先の裏のラインングに、革を使用しています。
レッドウィングの場合、こうした靴の内側に用いる革の表面の硬い部分(銀面)を少し擦ってあります。こうした加工で、吸湿性を良くし、汗を吸いやすくしてあるのですが、その反面、汗や足との摩擦などで革の内部から靴下に色移りが起きることになります。これが気になる場合、色の濃いソックスを履かれることをお勧めします。

この革の色移りを防ぐためには、靴の内側の革の表面にコーティングをするしかありませんが、こうすることで革の吸湿性は悪くなり、靴内での足のムレをひどくすることにもつながります。

レッドウィングは、実用性、快適性を重視した結果、色移りが多少起きることを承知で、表面を擦って吸湿性を良くした革を靴の中底、内張りに選んでいることをご理解いただければと思います。

商品、不良について

購入した商品に問題があり返品したい場合は?

製造上または輸送途上の問題、不良に関しては、お買い上げいただいたお店を通して返品・交換などの対応をさせて頂きます。

こうした靴の不良返品・交換に関しては、未使用の、または着用期間の非常に短いものに限らせていただいております。すでにご使用されている靴の場合、
- 本来あった問題なのか、使用の過程で生じた問題なのか
- お買い上げいただいた時点でご了解頂いてる事であるのか、そうでないのか
などの判断が難しくなるからです。

この点、ご理解、ご了承くださるよう、お願いいたします。問題が見られた場合はその時点でその靴を履くのを中止していただき、お早目にお買い上げいただいたお店へご連絡ください。

レッドウィングのブーツ・シューズに保証期間はあるのですか?

レッドウィングのブーツ・シューズには一定の品質保証期間は設けておりません。

製造上の問題、不良に関しては、お買い上げいただいたお店を通して返品・交換などの対応をさせていただきます。
(未使用の、または着用期間の非常に短いものに限らせていただいております。)

エンジニアブーツの左右の筒の長さが違います。

人の足もそうですが、靴、特に天然素材である革を使用し、多くの工程を手造りで作られるレッドウィングのブーツ・シューズのような場合は、完璧に左右対称にはなりえません。高さや形状が左右で微妙に違う事は避けられない事です。

ただし、左右非対称が激しい場合、例えばエンジニア・ブーツの筒の高さが、新品の時点で、革の自然なたるみやくせによる差を別にして、1cm以上もある、などの場合は、製造上の問題として、返品・交換の対象とさせて頂きます。

このような場合は、お買い上げいただいたお店にご連絡ください。履かれている靴の場合、問題が製造時に発生したものか使用の過程で生じたものかの判断が難しくなる場合がございますので、できるかぎり未使用の段階で、そうでなくても着用期間が非常に短い段階でのご連絡をお願いいたします。

ベックマンを履いているうちに、靴底の下のステッチがすり切れてしまいました。問題はないのでしょうか?

このステッチが底面から切れることで靴底が剥がれることはありません。ご心配には及びません。

ベックマンブーツに使用されているレザー(ベースの)ソール、エンジニアブーツに使用されているコード・ソール、またはアイアンレンジ、ペコスブーツなどのコルク・ソールやケミガム・ソールの底部には、靴をぐるっと囲むウエルトから縫いつけられているステッチが見えています。
このステッチは靴を履いているうちに地面に当ってすり切れてしまいますが、これで靴底が剥がれる事はありません。ソールは強力な接着剤で底付けされている上に、ステッチの糸には松脂のような成分が付けられており、ソールの中に残ったステッチがソールをしっかりホールドしています。

履いているうちに、ウエルト部分とソールの継ぎ目にわずかな段差または開きが見られることがありますが、グッドイヤー製法の靴には普通に起こる事であり、これがすぐに靴底の剥がれにつながる事はあまりありません。

ただし、靴を履きこんでいくうちに、靴底はすり減り、薄くなってきます。カカト部分同様、つま先部分も摩耗が激しい部分です。長期間履くことで、この摩耗が進み、カカト・つま先のソール先端の摩耗がウエルトに達するあたりまで来ると、ソールの張替え時期が来たとお考えください。

解決されない場合はこちらからお問い合わせください。