レッドウィングが「一生モノ」と呼ばれる理由のひとつが、充実したリペア体制です。
履くほどに味わいを深めるレザー、時を経ても色褪せないデザイン、アメリカの自社工場で受け継がれてきた職人技による丹念なつくり。 これらに加えてレッドウィングが「一生モノ」と言われるもうひとつの理由が、すり減ったソールを張り替えて長い年月履くことができるということです。 純正パーツによるソール交換のみならず、ステッチの縫い直し、ハトメやフックの付け直しなども可能です。 リペアのご依頼は直営店並びにレッドウィング取り扱い店舗にて直接お受けしております。 ご来店が難しい場合は発送にてお受けすることも可能です。こちらのページの内容をよくご確認の上、ページ下部のボタンにお進みください。
ソール交換のタイミング
かかと側
つま先側
アウトソールの減りがミッドソールまで達していない状態であれば、基本的にアウトソールのみの交換がおすすめです。ミッドソールまで減っている場合はオールソール交換(ミッドソールからの交換)になります。金額と共にブーツへの負担も抑えられるアウトソール交換についてはこちらをご確認ください。
ソールの特徴および参考修理価格
※表示価格は両足交換での参考価格(税込)になります。片方のみ修理が必要な場合でもソール交換による左右差を考慮し、必ず両足のソール交換をさせて頂いております。
※修理内容や靴の状況によっては価格が大幅に異なる場合があります。 事前に見積りを依頼の上、修理を行ってください。
トラクショントレッド・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥18,700(税込)〜
アウトソール交換(❷)
¥16,500(税込)〜
1950年代に「アイリッシュセッター」に採用されて以降、高い機能性と快適さで評価を得て、多くのレッド・ウィングの靴に使用されるようになったレッド・ウィング社オリジナルのソールです。発泡ラバー素材の厚いソールは、軽量でクッション性とアーチサポートに優れています。また、土踏まずのない平らな底面で、ラフな路面でも安定した歩行が可能です。
<カラー:ホワイト、ブラック>
クッションクレープ・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥18,700(税込)〜
アウトソール交換(❷)
¥16,500(税込)〜
トラクショントレッド・ソールの前身として1952年に採用されて以降、レッド・ウィングのワークブーツや「ポストマンシューズ」などのワーク系のシューズに使われていたソールです。トラクショントレッド・ソールとほぼ同じ特徴と機能を持っていますが、耐久性を考慮してデザインされたシンプルなトレッドパターンが特徴です。
<カラー:ブラック>
ビブラム・ラグ・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥18,700(税込)〜
アウトソール交換(❷)
¥16,500(税込)〜
1930年代にイタリアの登山家、ヴィターレ・ブラマーニ(ビブラム社の創設者)により開発されて以来、アウトドアで確かなグリップを得られるソールとして高く評価され、今日でも多くの靴に使われているソールです。ソールとヒールが別体となっているものと、一体成型されたものがありますが、レッド・ウィング社が使用しているのは後者です。
<カラー:ブラック>
ビブラム・ロガー・ソール
オールソール交換(❶〜❸)
¥18,700(税込)〜
アウトソール交換(❸)
¥16,500(税込)〜
レッド・ウィング社とビブラム社が1980年頃に、ビブラム・ラグ・ソールをベースに共同開発したロガーブーツ用のソールです。レッド・ウィング社は、1960年代よりビブラム・ラグ・ソールに高いヒールを付けてロガー(木材の伐採、製材に携わるワーカー)用ブーツに使用していました。そのソールを改良してヒール一体型としてつくられたものです。
<カラー:ブラック>
ベックマン・ソール
オールソール交換(❶〜❹)
¥20,900(税込)〜
ハーフソール交換(❸)
¥11,000(税込)〜
ヒール交換(❹)
¥7,700(税込)〜
レッド・ウィング社の創業期(20世紀初頭)の靴をイメージして作られたベックマンブーツのために、当時主流であったレザーソールをベースに、ビブラム社製のラバーの半張りをプリセットしてつくられたソールです。レザーのクラシックなテイストと反りの良さに、ラバーのグリップの良さがプラスされています。レザーの抜き出しと半張りのプリセットはレッド・ウィング社の工場で行っています。
※ハーフソールのみの交換の注意点および、以前の仕様であるウレタン製ソールからの交換につきましては こちらをご確認ください。
グロコード・メダリオン・ソール
オールソール交換(❶〜❸)
¥20,900(税込)〜
ハーフソール交換(❷)
¥11,000(税込)〜
ヒール交換(❸)
¥7,700(税込)〜
1920 〜 30年代にレッド・ウィング社が多用していたグロコード・ソールは、コード(紐)の切れ端をラバーに混ぜて成型し靴底の滑りを防いだ、当時は画期的なソールでした。様々なトレッドパターンのものがあったグロコード・ソールの中から、1920年代後半に多用されたものをベースに、レザーのソールにラバーの半張りをプリセットする形式で復刻しました。
※ハーフソールのみの交換はソールの状態によりオールソール交換になる可能性があります。※前側のみの交換になるため、新しく縫い直したステッチの両端に元のステッチとのつなぎ目が出ます。
グロコード・キングB・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥19,800(税込)〜
ヒール交換(❷)
¥7,700(税込)〜
1920年代に開発された、グロコード・キングB・ソールは、ビブラム・ラグ・ソールが開発される以前に、アウトドアで高いグリップを得ることができる数少ないソールでした。ゴルフやハイキングのようなアウトドアで行うスポーツで履く靴に使われ、高い評価を得たのです。2018年にレッド・ウィング社がビブラムUSA社の協力を得て復刻しました。
<カラー:ダークブラウン>
ニトリル・コルク・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥19,800(税込)〜
ヒール交換(❷)
¥7,700(税込)〜
オイルへの耐久性の高いラバー素材にコルク片を混ぜて成型したコルク・ソールは、1950 〜 70年代には頑丈で使いやすいソールとしてワークブーツの靴底の主流でした。コルク片がソールの側面に見えるのがこのソールの特徴です。コルク片は少しでも軽量化し、耐滑性も高めるべく混ぜ込まれたものですが、ずっしりと重みのある頑丈なソールです。
<カラー:ブラック、ブラウン>
ビブラム・#430(ミニラグ)・ソール
オールソール交換(❶〜❷)
¥19,800(税込)〜
ヒール交換(❷)
¥7,700(税込)〜
アウトドア向けに開発されたビブラム社のラグソールパターンをワークブーツ用のソールに組み合わせ、滑りやすい路面でのグリップ力を高めたソールです。厚さはニトリル・コルク・ソールよりも薄く、軽くできており、コルク片も入っていません。すっきりとした印象を与えるソールです。
<カラー:ブラック、ブラウン>
ネオプレーン・コード・ソール
オールソール交換(❶〜❹)
¥20,900(税込)〜
ヒールベース交換(❸〜❹)
¥9,350(税込)〜
ヒール交換(❹)
¥7,700(税込)〜
1920 〜 50年代にレッド・ウィング社が使用していた、グロコード・キングB・ソールのトレッドパターンを受け継ぐソールとして、1980年代に開発されたレッド・ウィング社のオリジナル・ソールです。オイルや薬品に対する耐久性の高いラバー素材を使い、過酷な状況で使われるワークブーツに使用されていました。現在ではエンジニアブーツに使われています。
<カラー:ブラック>
ケミガム・コルク・ソール
オールソール交換(❶〜❹)
¥20,900(税込)〜
ヒールベース交換(❸〜❹)
¥9,350(税込)〜
ヒール交換(❹)
¥7,700(税込)〜
1960年代から現在に至るまで一部のペコスブーツなどに使われている、レッド・ウィングのオリジナル・ソールです。ニトリル・コルク・ソールと同じ、コルクを混ぜ込んだ耐久性の高いラバー素材でつくられています。ニトリル・コルク・ソールよりも薄く、軽くできており、底面にはレッド・ウィングのロゴをかたどったトレッドパターンが入っています。
<カラー:ライトブラウン>
※上記のソール以外の商品(靴)の修理の可否、料金については別途ご相談ください。
※商品(靴)同様、修理用の部材も仕様が変更される場合がございます。修理する靴に使用されている部材に最も近いものを用いますが、全く同じものを使えない場合もございます。
※スーパーソールのソール交換はお受け出来ません。スーパーソールを使用した商品のほとんどはダイレクト・インジェクション製法による底付けが施されているため、日本でのソール交換は出来ない仕様となっております。詳しくはこちらのFAQ[修理について]をご確認ください。
縫い修理について
かかとステッチの縫い直し
市革ステッチの縫い直し
腰裏の革あて
上記ようなほつれたステッチの縫い直しや、腰裏の革あても可能です。[縫い直し:1箇所 ¥1,320(税込)〜 / 革あて:1箇所 ¥3,850(税込)〜]
[縫い修理の注意点]
・縫い始めと縫い終わり部分のステッチが2重になります。
・元の針穴と同じ位置にピッチが合わず、ずれてしまう場合があります。
・靴の状態により補強が必要になる場合があります。
・元の靴に使用されているものと似ているレザーを使用いたしますが、修理箇所に色の差が出てしまいます。
※上記以外の修理(サイドゴアのゴム交換、エンジニアベルトやバックル交換など)については別途ご相談ください。
※ハトメやパイピング、ストラップ交換等は現行パーツでの修理になります。商品(靴)同様、修理用の部材も仕様が変更されるため、レザーの色や質感が変わる場合があります。