サイズ交換費用無料キャンペーン開催中!詳しくはこちらをご確認ください。

FEATURE

  1. Home
  2. FEATURE
2024/03/04

RWスタッフ 春のスタイリング

「STAFF STYLING」ページに春の装いが増えて来ました。少し暖かくなってきて、毎日のコーディネートにも軽やかさや明るい色を取り入れたりと、ブーツスタイリングも楽しくなってきますね。

当サイトのTOPページをスクロールして頂くと最新の投稿をご覧いただけます。また、こちらからも直接スタイリングページにジャンプできます。ぜひ春のスタイリングの参考にのぞいてみてください。


ページのスタイリング画像をクリックすると、スタッフのコメントや着用商品等さらに詳しい情報が記載されています。スタッフによってはケア商品や着用サイズの情報もありますので、自分に近いスタッフの情報を参考にしてみたり、これからのシーズンのコーディネートを考えるヒントにもつながると思います。


また、各商品ページにもその商品を着用した画像が出ていますので、購入商品のスタイリング参考にしてください。
投稿は毎日どんどん増えていきますので、ぜひ定期的にご覧ください!

2024/02/07

1/19(金)に開催されたRWSS東京青山10周年記念イベントの模様をお届け


この度レッドウィング・シューストア東京青山店が10周年を迎え、それを記念したストアイベントを1/19(金)に開催致しました。
LINEスペシャルユーザー様を対象に行った抽選招待制のイベントとなったため、当日のイベントの様子をご参加頂けなかった皆様にもお届けしたいと思います。ぜひご覧ください。






”NOW AND THEN FOREVER”をキーワードに、OUT OF FASHIONに関する展示や、OUT OF FASHIONにも登場して頂いた馬頭琴奏者Polarisの生演奏、限定Tシャツの販売、10周年を記念したブーツへのオリジナル刻印サービスの受付、ささやかながらお食事とお飲み物のご提供。また、来場者の方々には特別なノベルティもご用意させて頂きました。

●OUT OF FASHION展示
現状を打開し自分らしく生きることに挑むすべての人を称賛する取り組み「OUT OF FASHION」。これまでOUT OF FASHIONにご出演頂いた方々のメッセージと愛用しているブーツを展示




●馬頭琴奏者Polaris生演奏
OUT OF FASHIONにもご出演いただいた馬頭琴奏者の美炎(miho)、ドラムパーカッション奏者の前田 仁からなるユニット「Polaris」による生演奏


【Polarisについて】
馬頭琴奏者美炎(miho)とドラムパーカッション奏者前田仁からなるユニット。ポラリスとは北極星の意味。 自然や物語、旅で出会った神話などを元に創作した楽曲を中心にコンサート活動を続けている。 活動の一つとして私達が生きるこの地球で調和によって生きる事をテーマにしたネイティブアメリカンに伝わるホワイトバッファローの伝説をオリジナル楽曲とアニメーションで全国各地に届け好評を得ている。

●限定Tシャツ販売
⻘山店10周年を記念し、TODAY editionの川村 貴彦氏がデザインした限定Tシャツを販売
※こちらの商品は現在東京青山店で販売中です。今後、RWSS各店ならびにオンラインストアでも販売予定です。販売開始時期などの詳細につきましてはインスタグラム等のSNSにてお知らせさせて頂きます。


【TODAY edition について】
ペイントを主とした表現活動をしながら、著名なファッションブランドにグラフィックを提供するなど、 アートとファッションの架け橋を担ってきたアーティスト川村貴彦氏がスタートさせたブランド。 これまでにNEPENTHES/ネペンテス、NUMBER(N)INEなどのブランドへグラフィックを提供し、高い注目を集める。

●ブーツ刻印サービス
当日ブーツをご購入いただいた方限定で、10周年を記念したオリジナルの刻印サービスを実施


●フード&ドリンク
RED WING 創業の地であり今なお本社を構える“アメリカ・ミネソタ”の味を再現したフィンガーフードやどら焼きとコーヒー、その他豊富なドリンク類をご用意


- NOW AND THEN FOREVER -






レッドウィング・シューストアの日本一号店でもある東京青山が無事に10周年を迎えられたのも、ひとえにレッドウィングのブーツを愛してくださる皆様がいるからこそです。これから他の店舗も周年を迎えていきますので同様のイベントを開催予定です。楽しみにお待ちください。
そして今後もレッドウィングならびにレッドウィング・シューストアを宜しくお願い致します。東京青山店をはじめ、各店スタッフが皆様とお会いできることを楽しみに店頭でお待ちしております!

2023/12/25

RED WING JAPAN LOOKS "TIMELESS"

RED WING JAPAN LOOKS

TIMELESS

いつの時代も変わらないRED WINGの定番アイテム。

====================
Photographer @swon_k_
====================

MEN’S:[STYLE NO. 875] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3375] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら

MEN’S:[STYLE NO. 8849] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK PRAIRIE LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3373] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら

MEN’S:[STYLE NO. 8111] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 8083] IRON RANGER / HAWTHORNE MULESKINNER LEATHER 商品ページはこちら

WOMEN’S:[STYLE NO. 3365] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3366] IRON RANGER / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら

WOMEN’S:[STYLE NO. 3405] CLARA / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3404] CLARA / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら

MEN’S:[STYLE NO. 8833] 6-INCH CLASSIC MOC / HAWTHORNE ABILENE LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 9060] BECKMAN FLATBOX / BLACK KLONDIKE LEATHER 商品ページはこちら

2023/11/01

レッドウィングのリペアサービスを徹底解説

レッドウィングのリペアサービスをご利用したことはございますか?

過去にYouTubeでご紹介したこともありますが、今日は改めてリペアサービスについて深掘りしていきたいと思います。

まず、レッドウィングのブーツは元々リペアをすることを前提にデザインされています。
そのためソールのすり減り、ステッチのほつれなど、履いていくなかで避けられない消耗に対しては純正のリペアサービスがオススメとなっています。

履き込んで足に馴染んだブーツをソール交換することでそのまま履き続けることできる。つまり新品にはない唯一無二の履き心地を持続することができるのです。
そしてリペアはソールのみならずアッパーの細かな部分まで行っております。

ですが実際にリペアと言っても「どういう事ができるの?」と思われる方も多いと思うので、実際に多い依頼やこんなリペアも出来るというものをご紹介させていただきます。


「STYLE NO. 875 6-INCH CLASSIC MOC」のソール交換

<アウトソールはがし>



<コルク詰め>


レッドウィングのアイコニックなソールといえば“トラクショントレッド・ソール”。
数多くの品番に使用されているソールですが、さまざまなリペアメニューで一番多くご依頼いただくのがこちらのソール交換です。
10年〜20年前のものでも交換可能なので「昔は履いていたけど・・・」というような方も是非お試しいただければと思います。
また、他にもかかと部分のステッチの縫い直しやパイピングの補修なども承っていますので、シューケアをするタイミングなどに一度お手持ちのブーツを確認してみてください。


ウェルト・ソール交換
(ウェルト交換の際はソール交換が必須となります)



ウェルト・ソール交換
(ウェルト交換の際はソール交換が必須となります)



シュータン裂け補修



パイピング・アッパー裂け・カウンターステッチ補修


「BECKMAN / BECKMAN FLATBOX」「IRON RANGER」のソール交換

<ハーフソール交換>



<ソール圧着>



<ソール貼り込み>



<アウトステッチ縫い>


トラクショントレッド・ソールの次に多いのがレッドウィングの中でもファンが多い“ベックマン”のリペアです。
ベックマンのハーフソール交換のメニューを増やしてからはご依頼の数もどんどん増えており、発売してから年月が経過しているためヒールもご一緒に交換されるお客様が多いです。

アイアンレンジャーやブラックスミスに使用しているアウトソールは耐久性の高いソールのため、ヒール交換のご依頼が多く、一度ヒール交換をした後にオールソール交換をされるお客様が多いです。
ソール以外ではライニング、パイピング、アッパーの破れ補修、ハトメ部分をスピードフックに変更するカスタムリペアなども可能です。


ソール交換



ソール交換



アッパー裂け補修&カウンターライニング交換



アッパー裂け・シュータン裂け補修


「STYLE NO. 101 POSTMAN OXFORD」のソール交換

<ミッドソール貼り込み>


あらゆるシーンで着用され大人気のポストマンシューズですが、こちらに関してもソールの交換が可能です。
ソール交換時にあわせてオススメしているのが“ライニング(靴の内側)”のリペアです。
皆さん意外と見落としがちなのですが、踵や小指付近は負荷がかかりやすくソール交換時にはリペアが必要になることが多いです。
ソールはすり減ったら交換ができますが、アッパー(靴本体)はそうはいかないため内側のダメージを見逃さずにリペアしていくことが長くご愛用いただく上でとても大切なポイントです。
また、履き口が裂けてしまったりした場合は画像のようにパイピング仕様にカスタムすることも可能です。


小指側ライニング補修



カウンターライニング・パイピング補修



パイピングカスタム



ソール交換


また、リペアにおいて非常に重要な「中底」や「ウェルト」(ソールの一番上のパーツ)というパーツがあります。
このふたつのパーツは状態が悪いとリペアを進めていくことができないですが、もちろんこちらのリペアも行っております。
(※お客様がお気づきになっていない場合や作業中に再利用が不可と判断した場合は見積もり時や作業開始後に追加修理をご提案させていただいております。)

特に古い年代のエンジニアブーツのリペアの際は、中底交換を希望するご依頼が多いです。

他にも先芯やカウンターの芯などの交換も可能です。ベルト・ストラップ・バックルなども純正パーツにてご対応致します。


中底交換



ウェルト交換
(ウェルト交換の際はソール交換が必須となります)



ベルトストラップ交換


上記以外のブーツでもソール交換や細かい箇所のリペアは対応しており、パーツ交換ができない箇所でも可能な限り元のデザインを損なわないような形で行なっております。
6インチラウンドやポストマンなどのオックスフォードタイプは履き口がパイピング仕様ではないため、パーツ交換によるリペアができないのですが、画像のようにパイピングカスタムすることによりリペアが可能です。
こういったカスタムリペアの場合も可能な限り純正のレザー・糸・パーツを使用することにより、レッドウィングの本来持つ魅力を損なわないようなリペアを心掛けています。


パイピングカスタム



パイピングカスタム



カウンターステッチ補修・パイピングカスタム



ライニングパッド・アッパー裂け補修&ソール交換



ライニングパッド・アッパー裂け補修&ソール交換


ご自身で確認した際に諦めてしまいそうな内容でもリペアを行うことができるケースが多くあります。
愛着を持って履いていただいたブーツをさらに少しでも長く履くためにも、お悩みの方はぜひ一度相談してみてください。

リペアを楽しみながら一生の相棒となるブーツを育ててください。

レッドウィング・ジャパンリペアアカウントでは修理事例を随時更新しておりますのでぜひご覧ください。

また、リペア料金やご依頼方法についてはこちらもご確認ください。

2023/10/26

RED WING WOMEN’S SNAP

title

Satomi Koike / Instagram↗︎ @xxsatokoixx
Yuki Kobayashi / Instagram↗︎ @yukishinon
Ayano Kai / Instagram↗︎ @moonloid_kai


- RED WING WOMEN’S SNAP -

レッドウィング・ジャパン代表小林、MOONLOID代表の甲斐さん、ARKnets・DEAR BY ARKバイヤーの小池さんに「秋冬にコレを着てレッドウィングを履きたい」を聞きました。
先日発売になった新商品とヘリテージウーマンの人気モデル“クララ”を履いていただいたスタイリングをそれぞれのテーマと共にお楽しみください。


=======
[FEATURE MODELS]
STYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOC
STYLE NO.3359 SILVERSMITH


/// Satomi Koike

Style No.3426 6-inch Classic Moc / Mocha Oro-iginal Leather オンラインストアはこちら↗︎

「テーマはTwisted Essential」

ARKnetsのウィメンズのテーマが「Twisted Essential」です。
定番で昔から愛されているお洋服(Essential)に少しひねり(Twisted)を加えてARKnetsらしいEssentialを伝えようというのがテーマになっています。
今回はそういったところを意識してスタイリングを組みました。例えば、ジャケットにシャツという定番のスタイリングですが、シャツはジップが付いていて形が独特だったり、さらにボトムスはワイドシルエットいう、定番のスタイリングに洋服のディテールやシルエットで変化を加えました。

新商品のSTYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOCは形自体は昔からある定番のブーツだけどアースカラーの柔らかいカラーリングが素敵です。


/// Kai Ayano

Style No.3426 6-inch Classic Moc / Mocha Oro-iginal Leather オンラインストアはこちら↗︎

「オシャレは勇気」

私のテーマは「オシャレは勇気」です。
昔は着ていたお洋服も、時間が経つと勇気が無くなってしまって気付けば着なくなることがありました。そんな気持ちを一回忘れて何でも着たいもの、履きたいものにチャレンジしようというのが今年のテーマです。

身体のラインが出るようなワンピースをスタイリングに使って足元には新商品のSTYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOCを合わせました。
普段からクラシックモックはよく履くのですが、ボリュームがあって足に重心を落とすことができるのでタイトな洋服でもかっこよくカジュアルに着ることができます。さらにこのモカの色が上品で女性らしい雰囲気を出してくれるのでバランスが取りやすいし、グレーやブラウンと相性が良いので秋冬は重宝すると思います。


/// Yuki Kobayashi

Style No.3359 Silversmith / Mocha Oro-iginal Leather オンラインストアはこちら↗︎

「テーマは地球」

今回発売した新商品のテーマが地球で、私も同じく「地球」をテーマにしました。
私のスタイリングはARKnetsさんで取り扱っているお洋服を使って小池さんがスタイリングしてくださいました。

普段はあまりSILVERSMITHは履かないので靴の形も新鮮だし、色も新しい色で。そんなブーツにあったアースカラーなカーキのスカートとグレーのニットとSILVERSMITHのモカの色のマリアージュが絶妙でいつもの自分とは違うけどしっくりくるテーマにぴったりな素敵なスタイリングでした。


=======
[FEATURE MODEL]
CLARA


/// Satomi Koike

Style No.3405 Clara / Black Boundary Leather オンラインストアはこちら↗︎

「女性らしさが際立つブーツ、それがCLARAです」

私は今回初めてCLARAを履いたのですが、履いてみるとフォルムの美しさを感じました。

横から見たときのスマートな曲線や積み革ヒールのデザインが素敵でそれに合うスタイリングをTwisted Essentialで表現して、パンツの丈感は少し短めでCLARAのシルエットが綺麗に出るようにし、メンズライクなライダースも着ることでブーツの華奢な雰囲気と女性らしさが際立つよう意識しました。
履いてみるとヒールの幅が広いので安定感もあってとても履きやすかったです。


/// Kai Ayano

Style No.3405 Clara / Black Boundary Leather オンラインストアはこちら↗︎

「CLARAは勇気を後押ししてくれる靴」

私にとってCLARAは勇気を後押ししてくれる靴です。
履くことで足が長く、スタイルが良く見えるので最近はあまり履いていなかった少し細身のパンツにチャレンジしてみました。

元々足の甲が高くて華奢なブーツは避けていたのですがCLARAは甲の形に合わせて反ってくれるのでそんな私でも快適に履くことができます。
きっと細身のブーツを敬遠されていた方でも大丈夫だと思います。


/// Yuki Kobayashi

Style No.3404 Clara / Oro Legacy Leather オンラインストアはこちら↗︎

「私以外の女性がCLARAについて語ってくれているのが幸せ」

CLARAのスタイリングはMOONLOIDさんのお洋服を使って甲斐さんにスタイリングしていただきました。

実はお店で買わせていただいた自分が持っているアイテムで、普段だとクラシックモックやアイアンレンジャーを合わせそうなのですが、CLARAを合わせるのもとても好みでした。オロレガシーのオレンジの色味やデニムのステッチのグリーンをベストの色と合わせているのがポイントになっています。

おふたりにスタイリングを組んでいただいて自分では思いつかないスタイリングをご提案いただけたり、アドバイスを貰うことができるとファッションがすごく広がるので楽しかったです。

2023/09/22

RWスタッフ 秋のスタイリング

RED WINGスタッフのスタイリングページが出来ました。
当サイトのTOPページをスクロールして頂くと最新の投稿をご覧いただけます。また、商品ページにもその商品を着用した画像が出ていますので、購入商品のスタイリング参考にしてください。


スタイリング画像をクリックすると、スタッフのコメントや着用商品等さらに詳しい情報が記載されています。スタッフによってはケア商品や着用サイズの情報もありますので、自分に近いスタッフの情報を参考にしてみたり、これからの秋シーズンのコーディネートを考えるヒントにもつながると思います。

投稿は毎日どんどん増えていきますので、ぜひご覧ください!


2023/08/23

RED WING JAPAN FW23 LOOKS

RED WING JAPAN FW23 LOOKS

Welcome back

====================
Photographer @swon_k_
====================

待望のリストックが決まりました!
Left:[STYLE NO. 8864] 6-INCH CLASSIC MOC GORE-TEX / RUSSET TAOS LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3190] CLASSIC CHELSEA / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 8847] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK CHERRY EXCALIBUR LEATHER 商品ページはこちら
redwing_FW23looks_01

[STYLE NO. 8133] SUPERSOLE 6-INCH MOC / BLACK CHROME LEATHER 商品ページはこちら
redwing_FW23looks_02

Left:[STYLE NO. 3365] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3375] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 3405] CLARA / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
redwing_FW23looks_03a

Left:[STYLE NO. 3366] IRON RANGER / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3373] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 3404] CLARA / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
redwing_FW23looks_03b

2023/08/04

My RED WING Story Vol.02 / 渡辺佳代子(otona MUSE)

title

女性が欲しいと思う純粋なブーツ。
レッドウィングがいま、愛される理由

アメリカンワークブーツの定番として確固たる地位を築き上げる〈レッドウィング(RED WING)〉。このブランドのアイテムを日本のトップクリエイターたちはどんな視点で眺め、どんな価値を見いだしているのか?さまざまな角度から疑問を投げかけ、彼らのアイデアを探ります。

2回目に登場するのは、自立した女性のためのファッション、ビューティ、カルチャーなど、さまざまな情報を発信する雑誌『otona MUSE』の編集長を務める渡辺佳代子さん。誌面ではいちはやく〈レッドウィング〉を取り上げ、読者から多くの反響を獲得してきました。いま、どうして女性の足元にこのブランドが合うのか?渡辺さんの視点から眺める〈レッドウィング〉の魅力について語ってもらいました。



好きなものがマニッシュな方向に変わってきた。

― 渡辺さんが雑誌の編集の仕事をはじめたきっかけを教えてください。

渡辺:子供の頃から雑誌が好きで、それをつくる人になりたかったというすごく単純な動機があったんです。小学校高学年くらいから雑誌をいろいろと買いはじめて、中学生になると好きな写真を自分で切り貼りして、スクラップブックをつくるようになったんです。それが編集っていう仕事につながるとは当時は全く思ってなかったんですけど、いま思えばそのときから同じようなことをしていましたね。

― 編集という仕事は、物事を観察して、情報を集めて、それを整理して、最後に誌面に落とし込むという作業になりますよね。それが好きだったんですか?

渡辺:私はむかしから可愛い女の子が好きで。可愛い女の子の写真を雑誌から切り取って、それをノートに貼って自分だけのものにして眺めていたんです(笑)。だから、どちらかというと収集している感覚なんですよね。

― 収集の延長で、いまは好きなものを自分でつくるようになったということですか?

渡辺:そうですね。むかしは雑誌の写真を切り取って、コラージュして、自分だけのスクラップブックをつくっていましたけど、いまはそれをするために企画をゼロから考えて、撮りおろして、その写真を誌面に落とし込んでいるという感じ。なので、結構自己満だったりもして(笑)。

― 渡辺さんが編集長を務める『otona MUSE』は、どういった雑誌なのか教えてください。

渡辺:私はもともと、『otona MUSE』をはじめる前に『sweet』っていう雑誌を1999年から2020年までつくっていたんです。その名の通り、甘くて可愛いファッションが好きな女の子に向けてつくってきたんですけど、長く続けるうちにスタッフもモデルも読者もみんな大人になってきて。それに伴って好きなものもシンプルとか、ハンサムとか、マニッシュな方向に変わってきちゃったんです。

― そこで自分たちがつくる雑誌も舵を切りなおしたわけですね。

渡辺:そうですね。一緒にやってきたスタッフたちと、大人になった自分たちに合った女性像やスタイルを改めて提案する雑誌をつくろうと思って。


自分たちが魅力的だと思う“女性像”を打ち出している。

― 渡辺さんは先ほど「可愛い女の子が好き」と仰っていましたが、ファッションもお好きなんですか?

渡辺:そこが難しいところで、ファッション自体がものすごく好きというよりは、絵づくりをする上でのひとつの要素として、ファッションが大事というほうが近いかもしれないです。ひとつの世界観を表現するために、それに合った服をモデルに着てもらって、メイクをして、そしてシチュエーションも突き詰めて。そういうのを考えるのが好きなのかも。

― 読者の方々は、提案されるスタイルやファッションがすごく気になっていると思うんです。世の中のファッションをどう見て、それをどう雑誌に反映させているんですか?

渡辺:ここ10年くらい、トレンドがあまりなくなっているなって感じますね。2000年代は展示会に行ってメモを取って、こういうのが流行りそうだなっていうのを自分なりにキャッチして、それを読者に合わせて提案していたけど、そういうことも少なくなってきましたね。だけど、毎年手持ちの服だけを大事に着続けるのは、やっぱり味気なくて。そこをうまい具合にちょっとずつブラッシュアップしながら提案したいですよね。そんなことを思いながら誌面をつくっています。

― いまはカテゴライズがすごく難しいというか、ひとつのスタイルに固執するというよりは、いろんなスタイルを楽しむ人が増えたような印象です。

渡辺:『sweet』も『otona MUSE』も、いまは人物によるところがすごく大きくて。“ファッション”っていう単一的な視点ではなくて、魅力的だと思う“女性像”を打ち出しているから、もっと総合的なんです。だからトレンドがなくて困ったなぁという感じでもないんですよね。


〈レッドウィング〉は『otona MUSE』の読者が欲しいボリューム感。

― 女性のスタイルの話をすると、ここ10年くらいで女性のシューズの選択肢がものすごく広がったように思うのですが、渡辺さんはどう感じていますか?

渡辺:ものすごく変化があったと思います。むかしはあんなにヒールの特集をしていたのに、最近みんなヒールを履かなくなりましたよね。

― スポーティなスタイルが流行って、スニーカーを履く女性がすごく増えました。

渡辺:ここ2、3年はとくに足元のボリュームが戻ってきている感じがします。『otona MUSE』の読者って、若いころ厚底ブーツを履いていた世代なんですよ。足元を重めにして全体のバランスを取るっていうアプローチが染み付いているから、ソールが薄かったりすると、ちょっと物足りなかったり、頼りなく感じるのかもしれない。

― そこで〈レッドウィング〉が重宝しますよね。

渡辺:そうなんです! それを言いたかったんです(笑)。〈レッドウィング〉の靴は、『otona MUSE』の読者世代が欲しいって思えるボリューム感で、バランスがすごく合っているんだと思うんです。

― 〈レッドウィング〉はヘビーデューティなイメージがあって、それが見た目にも現れています。そうしたデザインは女性から見て、いかがですか?

渡辺:本質をないがしろにした、ただなぞらえただけの“それっぽいもの”って、うちの読者は手に取らないんです。

― いわゆる「レッドウィング“風”」のものでは満足できないと。

渡辺:そうですね。新しい靴を買うなら、しっかりと長く履けるものを選ぼうという本物志向の人たちが多いんです。だから〈レッドウィング〉のブーツって、ウィメンズのモデルでも見た目が変にフェミニンになっていなくていい。それでいてメンズモデルと比べてレザーが薄くなっていたり、軽量化されていたり、女性が履きやすいようにしっかりとアレンジが加えられていて。いくら見た目がかっこいいからって、やっぱり履きづらいと辛いじゃないですか。



― 渡辺さんも実際に「Iron Ranger」を履かれているそうですね。

渡辺:靴のために服を買おうって思いましたね(笑)。普段はデニムとかチノパンを穿くことが多いんですけど、それに「Iron Ranger」を合わせちゃうと、90年代の人になっちゃうんですよ。それをいまの若い子たちがすると可愛いんだけど、その時代を通った私なんかがしちゃうと急に古臭くなってしまう。だから、スカートとかワンピースを合わせるのがいいのかなって。

― 『otona MUSE』 でも、〈レッドウィング〉にワンピースを合わせるスタイリング提案をされていましたよね。

渡辺:そうなんです。メンズの服を着る特集号でそうした提案をしたんですけど、その号の好きなコーデのランキングで、見事に1位を獲得したのが〈レッドウィング〉を使ったスタイリングだったんです。

― ワークブーツとワンピースの合わせは、一見すると相反するアイテムに見えますが、お互いの引き立て役になっているわけですね。

渡辺:そう思います。それと、足元にボリュームがあるとバランスがよくなるというか、スタイルがよく見えるんですよね。私はバレエシューズが好きなんですけど、ここ1年くらい履いてなくて。暖かくなってきたからまた履こうかなと思って引っ張り出してみたんですけど、足元がすっごい軽くて、ちょっと心もとない感じになっちゃったんですよ。

― 〈レッドウィング〉だと安心感がある。

渡辺:めちゃくちゃ安心しますね。大きな鏡で遠目で全身を見たときに、足元がしっかりしているといい感じに見える気がして。それにソールの厚みのぶん脚も長く見えますし(笑)。私は痩せ型だから、足元がちょっと重たいくらいのほうが全体のバランスが整うんです。


〈レッドウィング〉のお店が好き。

― 今日は「Postman Oxford」を履かれていますね。

渡辺:これ、めっちゃかわいいですよね。コーディネートルームで一目見たときから「こんなかわいいモデルがあるんだ!」ってすごく盛り上がったんです。欲を言えば、このシルエットでローファーもつくってほしいくらい(笑)。それくらい形がいいし、履きやすいですね。



― 先ほど〈レッドウィング〉のスタイリングがランキングで1位を獲得したと話していましたが、どうしていま、このブランドが女性に重宝されるのだと思いますか?

渡辺:〈レッドウィング〉の存在をみんな思い出したのが大きいのではないでしょうか。手持ちのアイテムとは違った方向性の靴だから、新鮮だったんですよ。それにつくりもすごくちゃんとしているし。新しい靴を買おうと思ったときに〈レッドウィング〉が選択肢の上位に浮上したんだと思います。

― 90年代から00年代のはじまりにかけて、女性で〈レッドウィング〉を履いている人は多かったんですか?

渡辺:多かったですよ。わたし自身も〈レッドウィング〉ではないけれど、このスタイルの靴を履いていました。ボタンダウンのシャツに、チノクロスの短パンを穿いて、足元はショートブーツで。

― 当時は雑誌の影響力が強かったと思うんですが、そうしたスタイルを提唱していたんですか?

渡辺:『Olive』とか『mc Sister』ですね。私たちにとっては教科書みたいな雑誌で、いわゆる定番を教えてもらいました。ボーダーのカットソーはこれ、ローファーを履くならこれ、みたいな感じで。

― 『otona MUSE』の読者層に、当時その雑誌を読んでいた人たちもいるのでしょうか?

渡辺:どうでしょう。私自身は『otona MUSE』の読者層よりもちょっと上の世代だから、重ならないかもですね。ただ、『otona MUSE』に出てくれているモデルやスタイリストは重なるかもしれません。彼女たちもリアルタイムを経験していて、それで懐かしくなったのも大きいですね。

― その熱量をもって誌面で提案されているわけですね。

渡辺:20年以上経って、改めていまとても新鮮で。当時はショーツとか、ミニスカートを穿いて脚を出して、クシュクシュっとしたソックスと一緒に履いてましたけど、先ほど話したようにいまはワンピースやスカート、それにトラックパンツとか、スラックスに合わせる提案をしたいですね。

― それだけ多用的な着こなしに合うということですよね。

渡辺:そうですね、本当に魅力的なシューズだと思います。



― 最後に、渡辺さんが今後〈レッドウィング〉に期待することはありますか?

渡辺:変わらずに、いまのままでいてほしいですね。あと、私は〈レッドウィング〉のお店が好きなんですよ。スタッフの方々は知識がすごく豊富だし、似合うものを薦めてくれるし、行くと楽しいなって思うんです。ネットでの買い物はラクだけど、お店に行くと、買う予定じゃなかったものを買っちゃうって良さがあるじゃないですか。

― あるあるですね(笑)。

渡辺:私はそういった体験がすごく好きなので、それができる場所として、変わらずにいいお店であって欲しいと思います。クローゼットに残るものって、じつはお店で買ったものだったりするんですよね。ネットではいくらでもそこそこの値段で似たものを探すことができるけど、お店だと本当に欲しいものだったら高くても買っちゃおうって思えるし、結局それが一番いい買い物だったりする。だからお店の存在ってやっぱりすごく大きいなって思っていて。

― 体験があることによって、自分の中でストーリーが生まれますよね。

渡辺:そうですね。足のサイズを測ってもらったりとか、すごい勢いで靴紐を通してくれたりとか(笑)。そういうのがなんだか楽しいんですよ。



Photo : Akio Yamakawa
Text : Yuichiro Tsuji
Produce : Takahiro Higashiyama

2023/05/24

My RED WING Story Vol.01 / 藤井隆行(nonnative)

title

ワークブーツをモードに。
レッドウィングから見いだす
新たな側面

アメリカンワークブーツの定番として確固たる地位を築き上げる〈レッドウィング(RED WING)〉。このブランドのアイテムを日本のトップクリエイターたちはどんな視点で眺め、どんな価値を見いだしているのか?さまざまな角度から疑問を投げかけ、彼らのアイデアを探ります。

第1回目に登場するのは〈ノンネイティブ(nonnative)〉のデザイナーである藤井隆行さん。過去2回に渡り〈レッドウィング〉のブーツを監修し、ブランドの新たな一面を見いだしてきました。そして今回、3度目の監修アイテムが完成。改めて自身とブランドの関係性を深掘りしつつ、新しいブーツにどんな価値を与えたのか?藤井さんの頭の中にある考えに迫ります。



服を着て、どこへ行って、何をするかというのが重要。

― 藤井さんは最近海外へ行かれたそうですね。

藤井:そうですね。ロンドンとパリへ行きました。コロナ禍を経て久しぶりの海外だったから、はじめて日本から出たような気分になりました。

― そうした気分の中で、どんなことを感じたのかが気になります。

藤井:ロンドンはリサーチをしたり、人に会ったりしたんだけど、すごく雰囲気が変わった印象でした。若者たちが台頭してきているな、と強く感じました。パリは展示会のために行ったのですけど、変化はあまり感じませんでしたね。

― 円安の影響がすごいという話もよく耳にしますが、どうでしたか?

藤井:買い物をするにしても、ご飯を食べるにしても、金額を見るとちょっとびっくりしますよ。ただ、やっぱり海外は海外というか。日本では感じられないことがたくさんあったし、やっぱり行ってよかったですね。

― 藤井さんがデザイナーを務める〈ノンネイティブ〉は旅からインスピレーションを得ているんですよね。

藤井:そうですね。旅に出ると、あまり服を持っていけないとか、荷物を軽くしたいとか、いろいろ考えるじゃないですか。海外はSNSで写真を眺めたりしながら情報を集められるけど、体感する風の強さまではわからないですよね。そういうのは実際に行って、ようやく感じられるものだから。だから、やっぱり動かないとダメだなっていう。

― 一方で、コロナ禍の3年間は行動に制限がかかる中、日々の生活からそうしたインスピレーションを得ていたのでしょうか。

藤井:内向きな感じではありましたね。それはそれで大事な時間だったけど。日本の民芸とかを見に行ったりしていて、そういうフィルターがかかった上での海外だったから、コロナ前とは違う視点でいろんな物事を見ることができたと思います。

― そうした藤井さんの視点の流れというものは、やっぱり生活の中でジワジワと育まれているのでしょうか? いきなりポンと気になるものが生まれるのではなく。

藤井:モノに対して気になるっていうことが、なくなってきていますね。もちろんお店とか、服とかを見にいったりもするけど、そこでなにか衝動的になるということはあまりないんです。それよりも、さっき話したみたいに、風を受けるとこれだけ寒いとか、日が当たってない場所はこれだけ冷えるとか、そういうことのほうがアイデアが生まれやすい。それが砂漠の中ならアウトドアブランドの服を着ればいいけど、ロンドンやパリという都市の中では、「どうやっておしゃれをするか?」ということが大切になってくる。その服を着て、どこへ行って、何をするかっていうのが重要だと思うんですよ。


メンズの服は大差がないから、靴を間違えるとダメになってしまう。

― 海外へ行かれたことで、日本に戻ってからの視点は変わりましたか?

藤井:むかしは帰ってくると、海外よかったなとか、買ってきたものを手に取って眺めて、余韻に浸ったりしてたけど、いまはどこにいても買い物できるじゃないですか。前は海外でしか買えないものがたくさんあったけど、いまはそうじゃない。もちろん現地でいろんなものを見てくるんだけど、日本に戻ってオンラインで買ったほうがスマートだなと思ったり。

― そうした時代の中で、藤井さんが買うものには、どういう動機や理由があって手にするのかが気になります。

藤井:シンプルに、使うか使わないかですね。むかしだと、ハイブランドの本店に行って買い物をするとかはあったけど、いまはそういう感じでもないですし。

― 最近藤井さんが購入したものを教えて欲しいです。

藤井:スポーツブランドのトラックジャケットとパンツですね。

― それはどうして?

藤井:むかしイギリスが好きで、2000年代にトラックパンツにブーツを合わせたりしていて。オアシスみたいにジャージのセットアップをジャストサイズで着たりとか。最近はそういう人がいないし、いいかなと。それで家の近所でもトラックパンツを穿いているんだけど、「走るの?」って言われたりして(笑)。逆に会社の子には「めっちゃおしゃれっすね」って言われたりとか、場所によって捉えられ方が違うのがおもしろいですね。

― ロンドンに行った影響もあるんですか?

藤井:そうかもしれないです。あとは最近2000年代ブームみたいなのがあるでしょう。パンツのシルエットもその頃に戻っている印象だから。それでいまなにがいいかなと思って買いましたね。

― シューズはどんなものを履いてますか?

藤井:スニーカーはトレラン系のアイテムが多くなっています。走ったりもするし。

― さまざまなメディアでも語られているように、藤井さんは靴好きな印象があるんですが、それはどうしてなんですか?

藤井:服は自分でつくっているし、基本的には靴しか買わないんですよ。履かないのに買うのは靴くらいかな。研究材料にもなりますし。もちろん、履こうと思って買うんですけどね。これはあの感じの服に合いそうだなとか思ったりして。

― 藤井さんにとって、ファッションにおけるシューズの役割について、どんなことを考えていますか?

藤井:シューズでコーディネートが決まると思ってます。変な話、服は全部ファストブランドで揃えても、たとえば足元に〈レッドウィング〉を合わせていたら成立すると思うんですよ。逆の言い方をすると、メンズの服って大差がないから、靴を間違えるとダメになってしまう。そういう考え方はむかしからありますね。



― 〈レッドウィング〉をはじめ、ブーツもお好きですよね。

藤井:基本的にハイカットが好きなんです。細いパンツを穿いたときに、裾の収まりがいいから。デザインするときも靴とパンツをセットで考えていて、短靴だと裾のところで途切れちゃうイメージがあって。

― 靴でコーディネートが決まるというお話をされていましたが、ブーツを履くときは、スタイリングをどんな印象に仕上げたいんですか?

藤井:どんな印象に仕上げたいというよりも、最近はナイロンとかテック系のパンツを穿くことが多いから、そういうときはブーツを合わせるようにしていますね。化繊のものに、天然素材を合わせるのが好きというか。だから、ジーパンに〈レッドウィング〉っていう組み合わせも自分はしないですね。

― 素材のコントラストみたいなものを意識していて、それがファッションに繋がると。

藤井:そうですね。機能素材を機能的に見せないというか。小さなこだわりですが。


〈レッドウィング〉にとって価値あることをしないといけない。

― 〈レッドウィング〉で好きなモデルはありますか?

藤井:プレーントゥが好きですね。あとはスエードのモックトゥとか。むかしはそれしか履いていない時期がありました。藤原ヒロシさんの影響で。そのときはジーパンを合わせてたな(笑)。高校生のときでしたけど。当時はそれが精一杯のおしゃれでした。ヒロシさんがアイリッシュセッターを履いているのを見て衝撃を受けたんですよ。めちゃくちゃアメカジな格好なのに、全然アメカジに見えなくて。やっぱり、着方とか、色とか、素材の合わせ方で変わるんですよね。

― 最近はアメカジがまたブームという話をよく耳にしますが、いまのファッションシーンと〈レッドウィング〉の相性について、どんなことを思いますか?

藤井:たとえば、さっき話していたみたいにジーパンに〈レッドウィング〉を合わせるのもアメカジだし、アメリカの、いわゆるテック系のアウトドアブランドの服を着るのもアメカジって言うと思うんですよ。むかしはもっと細分化されていたけど、いまは全部ひっくるめてアメカジになっていて。

さっきロンドンがおもしろかったという話をしたのも、アメリカの服をロンドンの人たちが着るのがユニークだったからなんですよ。ワークウェアとテック系のシューズを合わせているのを見ておしゃれに感じたり。それもアメカジじゃないですか。

だからやっぱりファッションは“見え方”が大事なんだと思う。去年、「ビオトープ」のために〈レッドウィング〉のブーツを監修したときも、そういう見え方をいい意味で変化させたかったんですよ。すごい高い靴と一緒に〈レッドウィング〉のブーツが置かれることを念頭にディレクションをしたので。それはすごくチャレンジングなことだと思うんです。

― 一昨年にグレーの〈レッドウィング〉を監修して、昨年はいまお話にあった「ビオトープ」の別注、そして今年は“ブラック”でディレクションをされていますね。

藤井:今回は真っ黒でモードっぽく。いい意味で〈レッドウィング〉っぽくないものにしたかったんです。だけど、やりすぎると“らしさ”を失ってしまうから、そのさじ加減が難しいところで。

― どうして黒だったんですか?

藤井:ベージュ、グレーときて、黒っていう流れですね。黒いスエードの〈レッドウィング〉ってほとんどないんですよ。それで在庫を見つけてもらって、ソールを変えたりしながら細かな部分をいじってデザインしました。

― シューズをイチからつくるわけではないんですね。

藤井:そうですね。新しくデザインすることはできないから、すでにあるもののパーツを変えたりとか、ディテールを変更しながら新しいものにしています。たとえば今回のブーツだと、ソールをオールブラックにしたり、ウェルトの部分も黒く塗ったり、チャッカのほうはシューホールを1個増やしたりとか。

― あとはソールも厚みが足されてますよね。

藤井:ミッドソールを足して5mmくらい厚くしていますね。最近は太いパンツが人気だから、ボリュームを足してあげたほうがシルエットの収まりがよくなるんですよ。もっとハの字状のシルエットを強調したりとか、ガンダムっぽくしようっていうアイデアもあったんですけど、そこまですると〈レッドウィング〉の良さが薄まっちゃうから、程よく。

― ご自身でお気に入りのポイントはありますか?

藤井:ウェルトが真っ黒なところですね。だけどステッチは白いっていうコントラストが気に入ってます。



― こうした監修の依頼を受けて、藤井さんが大事にしているのはどんなことですか? ディレクションをするにあたって、できること、できないことがあったと思うんですが。

藤井:調整というか、ラインを見極めることを大事にしましたね。「ビオトープ」でやったときも、ハイブランドの服と同じ空間で提案されるわけじゃないですか。だから、そこにまとまるようにブーツを編集して。アイテムをかっこよくするのはもちろんなんだけど、〈レッドウィング〉や「ビオトープ」双方の色みたいなものを汲み取りながら、どうエディットしていくかが大事だと思うんです。

― 〈ノンネイティブ〉の別注ではなく、あくまで藤井さんの監修という形での関わりですが、そこに意識の差はありますか?

藤井:もちろんあります。〈ノンネイティブ〉の別注だったら、ぼくら側に寄せればいいだけだけど、監修の場合はあくまで〈レッドウィング〉に軸足が置かれているわけです。

― そういう意味での制限があるわけですね。

藤井:そうですね。それに別注の場合、在庫をすべてうちで持つわけです。だけど今回はそうじゃない。だから〈レッドウィング〉にとって価値があることをしないといけないわけで。自分たちのブランドで別注をしたら、きっとプライスもグンと上がるけど、〈レッドウィング〉の土俵でやらせてもらうからには、ファンの方々の期待にも応えないといけないですし。うちのお客さんはぼくのことを求めているけど、〈レッドウィング〉のファンは〈レッドウィング〉を求めていますよね。そこの差がやっぱり大きいですね。普段の自分のゾーンとは違う人たちに向けたものづくりだから。新しいことにチャレンジしている感覚です。

― 今回の2モデルも、ありそうでなかった感じというか、〈レッドウィング〉らしさと、藤井さんらしさがバランスよく共存しているように思います。

藤井:ヨーロッパっぽいものをあえてアメリカっぽくしたり、アメリカっぽいものをモードっぽくしたいんですよね。やっぱりもともとワークブーツで男っぽいアイテムだから、そこから少し色気を引き出すようなイメージでつくりましたね。

― このアイテムをフィーチャーしたルックもこれから撮影されるようですが、どんなスタイリングの提案をされるんですか?

藤井:やっぱり全身ブラックでモードに。

― 〈レッドウィング〉に新しい価値を加えていくようなイメージですか?

藤井:そうですね。イメージっていうのは、結局外側にいる人たちがつくったものじゃないですか。〈レッドウィング〉は本来ワークブーツで、ファッションのアイテムではないから。アメリカでも、作業着屋さんとか、そういうお店でしか売ってないし、こういうブーツもすでにヘリテージ的な扱いだと思うんですよ。だけど、それをどうしていまでも残しているかというと、日本のファッションのためだと思うんです。こういうブーツにファッション的価値を見いだしたのは日本人だから。僕自身もこうした監修の役割を通して、そうした価値づくりに貢献していきたいなと思っています。

<STYLE NO. 2900>
SUEDE BLACK 6-INCH LINEMAN PLATFORM
¥69,300(tax in)

<STYLE NO. 3147>
SUEDE BLACK WORK CHUKKA PLATFORM
¥69,300(tax in)

今回の監修モデルは2023年6月3日(土)より、BIOTOP(白金店、大阪店)、COVERCHORD、レッドウィング・オンラインストアにて発売開始予定です。

BIOTOP
https://www.biotop.jp/

COVERCHORD
https://coverchord.com/

RED WING
https://redwingheritage.jp/



Photo : Shunya Arai
Text : Yuichiro Tsuji
Produce : Takahiro Higashiyama

2023/04/28

RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:004 / YUKI

title

Starring : Yuki Kobayashi / Instagram↗︎ @yukishinon

Photographer : Yuico / Instagram↗︎ @yuicolovessea



<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
とにかく履いていると安心するんです。
自分の身体の一部のような優しい履き心地や、身につけると背筋がピンとするような芯の強さ。優しくて強いレッドウィングは、私にはお守りみたいな存在です。

<Question02>好きなコーディネートを教えてください
ほぼ毎日大好きなデニム&レッドウィングのスタイルですが、商談や食事で改まったスタイルの日にはクララやキャリアを選びます。シチュエーション毎にどのレッドウィングを選ぶかはだいたい決まっているので、あまり悩まず、毎朝今日はコレ!って感じで決まります。

<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
好きな言葉は『自由に生きる』です。
両親が名付けてくれた『由生』という名前の由来は『自由に生きる』。そのせいか、人一倍『自分らしく自由に生きたい!』という気持ちが強い気がします。笑
自分だけでなく、自分の周りの人にもそうあって欲しいと願っています。

<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
レッドウィングのブーツは私にかけがえのない出会いを運んできてくれました。素敵な場所、新しい価値観、そして大切な仲間との出会い。
こらからも、このブーツと共に今まで見たことのない景色を見るのが楽しみでワクワクしています!


[LEFT] Style No.3405 Clara / Black Boundary Leather オンラインストアはこちら↗︎
[RIGHT] Style No.3486 Carrier / Black Chaparral Leather オンラインストアはこちら↗︎


2023/04/27

RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:003 / SATOMI

title

Starring : Satomi Koike / Instagram↗︎ @xxsatokoixx

Photographer : Yuico / Instagram↗︎ @yuicolovessea



<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
ワークブーツならではのタフさが、普段使いはもちろん、キャンプなどのレジャーシーンでも大活躍してくれて、気付けば手放すことのできないブーツになっていました。
普段アクティブな遊びが多い私にとって、品質とファッション性を兼ね揃えたRED WINGは私の相棒です!

<Question02>好きなコーディネートを教えてください
デニムにRED WINGが王道で大好きですが、最近はワンピースやスラックスにRED WINGを合わせるコーディネートも好きです!

<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
休みの日に家でじっとしていられないくらいのアクティブ人間です!
どんなに疲れていても二連休があれば旅行へ行こうとします!笑
そんな私ですが5年前にアパレル業界に入り、毎日の接客の中で歳を重ねることを楽しみながら、ファッションを通して自分を常に磨いている顧客様に憧れを抱くようになりました。
昨年30歳を迎え、私も歳を重ねることをポジティブに捉えて「自分らしいファッションを楽しもう!」をモットーに毎日仕事も休みも全力で楽しんでいます。そしてRED WINGはファッションを楽しむ上で欠かせないアイテムです♪

<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
春のキャンプに履いていきたい!!


[LEFT] Style No.3365 Iron Ranger / Amber Harness Leather オンラインストアはこちら↗︎
[RIGHT] Style No.3486 Carrier / Black Chaparral Leather オンラインストアはこちら↗︎


2023/04/26

RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:002 / MASAKO

title

Starring : Masako Uozumi / Instagram↗︎ @gaakoganko

Photographer : Yuico / Instagram↗︎ @yuicolovessea



<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
誰でも履けて履くシーンも選ばず、履く人それぞれの解釈で履けるところ。
自分を表現できるものとしてなくてはならない存在です!

<Question02>好きなコーディネートを教えてください
シンプルだけど自分らしさのあるコーディネート

<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
犬のトレーニング。
保護犬を飼い始めてから専門家からのトレーニングを受けていて、犬が変わっていく様子や心が通じ合ったかも!と思える瞬間がとても幸せです。

<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
犬を連れて川に遊びに行く時に履きたい!


[LEFT] Style No.3375 6-inch Classic Moc / Oro Legacy Leather オンラインストアはこちら↗︎
[RIGHT] Style No.3486 Carrier / Black Chaparral Leather オンラインストアはこちら↗︎


2023/04/25

RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:001 / AYANO

title

Starring : Ayano Kai / Instagram↗︎ @moonloid_kai

Photographer : Yuico / Instagram↗︎ @yuicolovessea


AYANO01
<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
トレンドに左右されないから。トレンドの移り変わりが激しいレディースアパレルはついていくのが大変です!毎シーズン、トレンドに合わせて服を買い替えている女子も多いと思います。でも、RED WINGは買い替える必要がありません。その理由は、RED WING自体がもはやジャンルレスな定番アイテムだから!毎シーズン履いても色褪せない、それどころか価値を増していく、それがRED WINGだと思っています。

<Question02>好きなコーディネートを教えてください
私にとってRED WINGはジャンルレスなアイテムなので、基本的にはどんなテイストのファッションでもよく似合うと思っています。
中でもRED WINGらしいボリューム感を活かしたコーデが好きです!今なら、太めのストレートデニムやフレアデニムに足元はクラシックモック、ウエストはベルトでキュッとマークしてタイトなTシャツをタックイン、ゴツめのアクセサリーでメリハリを出したいなと思っています。
新作のキャリアを合わせるなら、撮影して頂いた時の様にビビッドなカラーの靴下を中心にコーデを楽しみたいです。

<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
スタッフに教えてもらったジーマーミ豆腐を毎日食べています!抗酸化作用があって美容に良いみたいです!
あとは、メイクもネイルもピンクやグリーン、オレンジなどビビッドなカラーにハマっています。
間もなくやってくる北海道の春や夏は短いですが、自然がいっぱいで空気がキレイで大好きです。私は海より山派なのでラフにRED WINGを履いて、キャンプや森林浴を思いっきり楽しみたいと思っています!

<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
山へ森林浴に行きたい!BBQをしに公園に行きたい!


AYANO02

[LEFT] Style No.3380 6-inch Classic Moc / Black Boundary Leather オンラインストアはこちら↗︎
[RIGHT] Style No.3486 Carrier / Black Chaparral Leather オンラインストアはこちら↗︎


AYANO03

2023/04/22

OUT OF FASHION
宮﨑 慎子 – C'est la vie.
森田 幸次 – 日々木

宮﨑 慎子 / Noriko Miyazaki - C'est la vie.
森田 幸次 / Koji Morita – 日々木

STYLE NO. 3451 6-INCH CLASSIC ROUND


宮﨑慎⼦ Noriko Miyazaki (Cʼest la vie.)

花屋店⻑を経験後、単⾝渡仏し帰国後2009年にCʼest la vie. を⽴ち上げる。
使われなくなった温室を⼈と植物の⼒で⽣まれ変わらせたショップ兼アトリエにて、植物の販売やレッスンを主宰している。
植物を使った店舗装飾、空間デザイン、ディスプレイ作品を創るなど活躍の場は幅広く、レッドウィング・シューストア池袋パルコ店の植物のディスプレイも担当している。

⾔葉を発しない⼩さな植物の命を⼤切に扱う宮﨑さんは「⼈と植物の共存」をテーマに、森や⼩さな⾃然の景⾊を切りとったような⾵景を創ることを得意としている。


STYLE NO. 3451 6-INCH CLASSIC ROUND


9歳くらいからずっとお花に興味を覚えて、趣味というか家帰ってお花をいじるっていうことが習慣でした。
そこからずっとですね。
メインのお花はお花屋さんでいっぱい飾ってあるじゃないですか。
でも私はそうじゃない脇のものが、そこらへんにあるような草花とか単体では華奢に⾒えるんですけど、集合させていくと、とても何かいいひとつの⾵景みたいに演出できたので、その魅⼒を皆さんに伝えたいと思ってそういうお花を集めました。

⾃分の⾜を動かして⾃分が動いているっていうことを意識すると、頑張っているなとか、今⽇もいっぱい動いたなとか、靴に意識を今まであまり持っていなかったので新鮮でした。

どうしても⼈だけの社会ではちょっと息苦しくなったり、すごくはしゃぎすぎたり、落ち込み過ぎたりっていうバランスが悪い時に、ずっと同じスタンスで⽣きている植物に触れるとすごいフラットに戻してくれる。
⾃然な姿っていうのが⼀番良いのと美しい。
あまり⼿を⼊れすぎないっていうのが、⾃分はすごい好きだし居⼼地がいいですね。
レッドウィングは私の⽇常ではとても今は⼤切な存在です。


STYLE NO. 9111 6-INCH CLASSIC ROUND


森⽥幸次 Koji Morita (⽇々⽊ Hibiki

埼⽟県所沢で⽣まれ育ち、東京理科⼤学を卒業後プログラマーとして働いた後、⼈の喜びを感じられる仕事がしたいとの思いから2010年「⽇々⽊」を⽴ち上げる。

「植物や⼈と対話するこの仕事を体が動く限りやっていきたい」

⼦供時代を過ごした場所を原⾵景とし、⾃然の中にいるような五感で感じる⼼地よい庭づくりを得意としている。


STYLE NO. 8083 IRON RANGER


⼩さい時に⾃分の実家は森もあったし林もあったし、川もあったんですよね。
川から流れてくるものを拾って、森に持っていって、遊び道具とか秘密基地を作っていました。
すごくワクワクしたし楽しかったですね。
サラリーマンになってすっかり忘れていたんですけど、転職して造園の仕事をし始めたら思い出してきて、だからお庭づくりってワクワクします。
作り込まれた植⽊じゃなくて、雑⽊林に⽣えているような樹種を使ってお庭を作るっていうのが⼤好きで、⾃然に雑⽊林に近いようなお庭を作っています。

レッドウィングは⾃分と⼀緒に作業をしてくれている感じがします。


[OUT OF FASHION ----- SINCE 1905]
これは現状を打開し、⾃分らしく⽣きることに挑むすべての⼈を称賛する取り組みです。
レッドウィングのように、アイコニックな⼈⽣を送る⼈々を『OUT OF FASHION』を通してご紹介します。


Starring

Noriko Miyazaki (Cʼest la vie.) Instagram↗︎ @n_cestlavie

Koji Morita (⽇々⽊/Hibiki)

Directed by Koichi Toya

Director of Photography_Kazuhiko Sonoda

Camera Assistant_Go Suzuki

interviewer_Nobuko Sugawara

Planning director_Takahiro Higashiyama

Produced by euphoria Factory

#OutOfFashion

2023/03/08

RED WING JAPAN 23 LOOKS「COVER」

RED WING 23 LOOKS
イメージテーマ:COVER(援護する・守る・包み込む)

RED WINGの靴
昨日・今日・明日、いかなる時でも足元から我々の精神までのサポート役。
背中を押してくれる翼のような存在。そして支えてくれるから人生が弾む。
いつでも鮮度が高いから全て美味しく毎日一緒にいられる。

RED WINGの箱
靴を大切に包み込んできた相棒役。
包みたいモノやコトやヒトの存在があるから、携わる全てのモノの歴史をサポートできる。

====================
Direction_Akio Yamakawa

Photographer_Shoutaro Ebara

Hair & Make-up_SUGO

Planning director_Takahiro Higashiyama

====================
Model_
miu
ENZO
Katie Hughes
Lopez

redwing_23looks_01

redwing_23looks_02

2022/11/25

10/28(金) & 10/29(土) 北海道 江別蔦屋書店様にて開催されたトークイベントの模様をお届け

北海道 江別蔦屋書店様で行われたPOP-UP SHOP【RED WING Operation by UNIQUE JEAN STORE】内のイベントとして10/28(金) & 10/29(土) に開催されたトークイベントの模様をお届けいたします。
ご参加された方はもちろん、日程や場所的にご参加が難しかった方も当日の写真をご覧になって少しでも雰囲気を感じていただければと思います。


TALK EVENT 『My Red Wing Story Vol.1』
代表小林による本トークイベントでは、レッドウィングの魅力をより多くの方に深く広く感じていただけるように以下のトピックスにて進行させて頂きました。

◆ アメリカミネソタにあるRed Wing本社の紹介
◆ 工場での靴づくり行程のビデオと解説
◆ My Red Wing Story ~ 小林の個人的なレッドウィング・ストーリーや、代表になった経緯とブランドへの想い
◆ 参加者のみなさまのレッドウィング・ストーリー
◆ 道内の取扱店様のご紹介

お越しいただいた皆様にもトークにご参加頂いたイベントになりました。


<2022年10月28日(金) 18:00~19:00の回>






<2022年10月29日(土) 15:00~16:00の回>






ご参加頂いた皆様、そしてUNIQUE JEAN STOREスタッフの皆様、この度は本当に有難うございました。
トークイベントは今後も開催を予定しております。その際はぜひ奮ってご参加ください。皆様とお会いできることを楽しみにしております!

2022/05/31

RED WING HERITAGE WOMAN SNAP

田中文江様
→FUMIE=TANAKA Designer
様々なファッションブランドでデザイナーを経験し、2020年春夏より「FUMIE= TANAKA」をスタート。3月に恵比寿で行われた圧巻のショーには過半数のモデルにRED WINGが着用された。
fumifumi4688

#3328 6-INCH CLASSIC MOC / CREAM ABILENE


石田一帆様
→Direction/PR
Instagramに投稿したメイク動画などが反響を呼び、コスメやアパレルブランドのディレクターを手がけ、現在はフリーランスディレクターとして衣食住に関する様々なディレクションをしている。
ishidakazuho

#3423 6-INCH CLASSIC MOC / BUTTER ABILENE


戸塚友理様
→Shinzone PR
"デニムに合う上品なカジュアル"をテーマにファンを多く抱えるセレクトショップ「Shinzone」のPRとして活躍中。
yuri_tsk

#3375 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY


小林文様
→Editor
フリーのファッションエディターとして活動し、女性誌やアパレルブランドのコラムなどを担当。
kobayashi_bun

#3364 IRON RANGER / CLOVE ACAMPO


立花蘭様
→Ungrid Staff
その飾らない人柄が幅広い女性から人気を集めるブランドを代表するインフルエンサー。
ran_tachibana_

#3387 6-INCH CLASSIC MOC / ROSE BOUNDARY


Thank you everyone!

2022/04/21

レッドウィング・シューカンパニー 今月のTOPICS / RWJ代表 小林由生インタビュー日本語訳

レッドウィング・シューカンパニーの今月のTOPICSにジャパン代表である小林由生が採用され、インタビューが掲載されました。
サスティナビリティなどの観点から小林が描く今後のレッドウィングについて語らせて頂いた英語原文の日本語訳になりますので、ぜひご覧ください。

原文の英語元記事はこちら


レッドウィング・ジャパンの舞台裏にいる女性

私は言語、文化が交わる場所にいることがほとんどです。日本とアメリカの両方で生活し、そこで働いた経験から、人と文化を繋ぐ架け橋になれることに感謝しています。お互いのアイデアや価値観、そして経験を共有することで、世界にポジティブな変化をもたらすことができると信じています。

レッドウィングとの出会いにより、私の信念はより強くなりました。そして、より積極的な変化をもたらすために、それに相応しい人々と一緒に働くことが出来ている現状に感謝しています。私はレッドウィング・ジャパンの女性初の代表になれたことを光栄に思います。また、私は一児の母です。これは日本のリーダーの中では珍しいかもしれません。日本の母親や女性では珍しい境遇だと思いますが、私は自分が単なる女性リーダーではないと信じています。
私が情熱を注いでいるのは、私たちが築いているレガシー(遺産)、聖なるものとして維持しているサステナブル(持続可能)な活動、そして共感と思いやりをもってチームを導くことです。私の使命は人々に良い変化をもたらすことであり、自分のストーリーを共有することでそれを実現していきたいと考えています。


【アイデアと文化の交流】

日本ではレッドウィング・ブーツは1970年代からお客様に愛されているアメリカの伝統あるブランドです。ロングセラーのトップスタイルは、アイコニックな#8875 Oro-Russet LeatherのClassic Mocです。私たちは現在6つの直営店舗を運営していますが、そのうちの3店舗は2020年からのコロナ禍の厳しい情勢の中、新宿Flags、大阪LUCUA、渋谷PARCOにそれぞれオープンしています。レッドウィング・ジャパンのカントリーマネージャーとして、私はブランドの成長に尽力し現状打破し続ける強いパッションを持つ、素晴らしいチームを率いることができて光栄です。

私とレッドウィング・シューズとの旅は、これよりももっと前に始まりました。2006年、私はレッドウィング・シューカンパニーに入社し、最初の1ヶ月でミネソタ州レッドウィングシティにある本社に赴きました。15年前、当時今ほど英語が話せなかった私は、アメリカでどのように受け入れられるか心配でした。しかし、すぐに何も恐れることはないと分かりました。誰もが歓迎してくれて、親しみやすく、まるで ファミリー の一員になったかのようでした。また、ブランドや製品の背景にある伝統、そして正しいことをするためのアイデアに対する情熱をアメリカのスタッフから強く感じ、レッドウィング・シューズは自分にぴったりの会社だと確信しました。

その後、私はカスタマーサービスから品質保証責任者へとステップアップし、現在のポジションに就いています。その過程で、私は自分なりのリーダーシップスタイルを確立していきました。それは共感的でありながら分析的であり、情熱的でありながらも冷静であり、思いやりがありながらも強いというものです。レッドウィング・シューズと同様に、私も自分のスタイルを進化させています。さまざまな人と協力し、新しいアイデアを受け入れることで、私たちは共に適応し成長していくのです。


【古いものに新しい命を吹き込む】

レッドウィング・ジャパンの成長には、日本独自のアイディアを採用しながらも、アメリカ本社からのヒントを得ることが必要不可欠です。アメリカの工場を訪問したり、ブーツの製作者と話をする中で、私はレッドウィング・シューズの伝統と長い間受け継がれてきた文化に深く感謝しています。

レッドウィング・シューズは、私自身が情熱を持って取り組んでいるサステナビリティ(持続可能性)に根ざしたブランドです。私たちのクラフトマンシップへの取り組みは、素材を無駄にしないことです。1905年の創業以来、私たちは生産方法と靴作りの技術を守り続けています。私たちの製品は最高品質であり、生涯にわたって着用し、修理できるように作られています。


【ファストファッションやトレンドの変化が激しい世界でも、時代を超えて愛される私たちのブーツ】

日本ではこのメッセージを広めて、私たちのサステナビリティの価値を共有するコミュニティを育てています。私にとってサステナビリティとは、古いものに新しい命を与えることです。耐久性があり、修理して元の品質に戻すことができるものは一生、あるいはそれ以上の寿命を持つことができます。アパレルや靴など自らが身に着ける商品を一生愛用できるということが、まさにサステナビリティを体現していると思います。私は、高品質でサステナブルでいる事に決して妥協しない企業の一員であることを誇りに思います。


【次世代の女性に向けて】

レッドウィング・シューズの歴史と時代を超えたデザインにスポットライトを当てることでレッドウィング・シューズの価値観を広め、サステナビリティを実践することが私のレッドウィング・ジャパンでの役目だと思っています。しかし私にはそれとは別に、同じくらい重要なミッションがあります。それは、日本の次世代の女性リーダーにインスピレーションを与えたいということです。

リーダーシップを発揮して働く母親として、私は幼い娘に対し家庭を持ちながら情熱を持ってキャリアを積むことが可能だという事を示したいのです。
そういう私にとって、レッドウィングのブーツは頼れる「相棒」的な存在です。その中でも「クララ」は私が一番好きなレッドウィングのブーツです。朝、「クララ」ブーツの靴紐を一つ一つ結ぶとき、私は自分に自信がみなぎるのを感じます。力強さとエレガントさを同時に感じさせてくれます。レッドウィング・シューズが私に与えてくれるのと同じ自信を、より多くの女性に感じてもらいたいと願っています。その為に、日本でも女性向けの商品を紹介する機会を増やしていきたいです。

最終的には、レッドウィング・シューズを日本でより「ボーダレス」なブランドに育てることが私の目標です。サステナビリティ、インクルージョン、そして性別を問わずに着用してもらえる高い品質を誇るブランドです。世界に意味のある変化をもたらす企業の一員として、ユーザーの皆様や、レッドウィング・シューズの社員、レッドウィングに関わる全ての人が誇りに思えるようなブランドをこれからも守り、成長させていく事が私の願いです。


Yuki_rwj

2022/01/14

OUT OF FASHION
白川 裕規(しらかわ ゆうき)- 東京都

shirakawa01

白川 裕規(しらかわ ゆうき)- 東京都

shirakawa02

6インチクラシックモック #8179 着用

東京都・恵比寿にあるパーソナルがメインのキックボクシングジム[Bungeling Bay]。ここでチーフトレーナーを務める白川 裕規さん。キックボクサーなどの格闘家のセカンドキャリアが当時ほとんどなかったという現状を少しでもよくしたいとの思いでジムを立ち上げた彼の現役時代からの先輩に誘われ、パーソナルトレーナーのキャリアをスタートし、今ではジムの看板トレーナーにまで上り詰めた。あの時声をかけてもらえなければ今の自分はなかったかもしれないと当時を振り返り、格闘家としても大先輩のオーナーには感謝してもしきれないし、このジムをもっと盛りあげていきたいと笑顔で話してくれた。
多忙な毎日を送るなかで職業柄スニーカーを履くことが多かった白川さんだが、10年以上履いていなかったというレッドウィング ブーツをあるきっかけで再び履き始め、それからはほぼ毎日履いているという偏愛ぶり。仕事着でもあり、それ以外もほとんどこれしか履いていないというジョガーパンツに合わせるのが白川さんのスタイル。

shirakawa03

6インチクラシックモック #8179 着用

レッドウィング ブーツはジーンズなどのアメカジファッションに合わせる物と考えていた白川さんはトレードマークであるジョガーパンツにレッドウィング ブーツを合わせるのには抵抗があったが、いざ合わせてみると意外なほどに馴染みトレンドやスタイルに影響されないレッドウィングの普遍的な魅力を再発見したという。
もともとブーツなどの革靴は適正サイズよりも大きめを選び、シューレースを結ぶのが面倒だと思っていた白川さんは直営店でのフィッティングサービスを体験し、サイズ選びの大切さを知った。自分に合ったサイズと靴紐を上まで結ぶ事で得られる履き心地の良さを実感し、レッドウィングが持っているワークブーツとしての本来の機能性やそのフィット感に惚れ込み、今では毎日レッドウィングを履くほど愛用している。あれだけ毛嫌いしていたシューレースを毎朝結ぶのでさえ楽しくなってきたと白川さんは語る。
本質を理解しそれを体験することで得られる充実感は、苦手意識すらも変えてしまうと白川さんが教えてくれた。
あらゆる職業や年代の人々に愛されるレッドウィング ブーツのように、白川さんはその行動力と柔軟な考え方でプロの格闘家から一般の生徒まで幅広い支持を集めている。

shirakawa05

6インチクラシックモック #8179 着用

親しかった友人の死や新しい命が生まれてくる日常の中で、過ぎゆく毎日が当たり前ではなく奇跡の連続によってできていると今年40歳になって改めて感じる事があるという白川さん。若い世代には毎日を大切にいろいろなことに挑戦してほしいし、大切な時間をパーソナルトレーニングに使ってくれているお客さんには「一人ひとりの楽しいという気持ちにコミットし続ける」というのが彼の目標だという。
そんな一日一日を大切に過ごす白川さんにとって一番大事な時間は家族と共に過ごす時間であり、毎朝の日課になっている散歩も彼の足元はレッドウィング ブーツだ。 #OUTOFFASHION

2021/10/05

OUT OF FASHION
奥山 武(おくやま たけし)- 東京都
栁澤 雄太(やなぎさわ ゆうた)- 熊本県

fukuroku01

奥山 武(おくやま たけし)- 東京都 / 栁澤 雄太(やなぎさわ ゆうた)- 熊本県

fukuroku02

8インチクラシックモック #877 着用

奥山さんはアメリカ製のワークブーツへ強いこだわりを持ち、ブーツリペアの分野でも高い評価を得ている。今では日本で最も卓越した技術を持つ職人であり、レッドウィング ブーツの修理にかける思いは特別なものがある。オリジナルに劣らない修理のクオリティを求めアメリカの数々の有名なブーツ工場を訪れ、そこでブーツ修理の真髄となるラストを使った修理に着目し、自社で修理のためだけのラストを用意するに至った。練りコルクやブーツ専用の釘、接着剤の塗り方一つにまで細部にこだわり、その技術やクオリティは世界レベルにまで到達している。
レッドウィングのブーツを何度も修理したり、自らオリジナルブーツを開発したりする過程で、彼はレッドウィング製品の機能美とその製造過程や値段の設定などにおいて学ぶべき事が尽きないと言い、レッドウィング製品の高品質、耐久性、そして製品が所有者よりも長持ちする可能性を考慮すると、レッドウィング製品の価格は非常に良心的だと話してくれた。過去19年間、彼は自身の修理技術に磨きをかけ、使う材料や道具、機械を常により良いものに改善し続けてきた。彼にとってレッドウィング ブーツは、彼の専門性にマッチし互いに高め合う事ができる最高の相棒となっている。
奥山さんは、まさに「流行に左右されない」「自分らしく生きる」ことを体現している人です。レッドウィングのブーツの中でも#877は、彼にとっていつまでも変わらないアメリカを感じさせてくれるというお気に入りのブーツになっている。

fukuroku03

6インチクラシックモック #875 着用

栁澤さんは、今後のブーツ修理業界を担っていく上で大きな可能性を秘めた人物です。奥山さんのもとで修行を積んだ後、ブーツ修理への情熱を故郷の熊本に持ち帰り、自身の店[ECHOES]をオープンした。奥山さんから学んだ熟練の職人技を継承しつつ、自らの技術をさらに向上させることを生きがいとし、10年以上もブーツの修理に専念している。
レッドウィングのブーツの中でも、#875が一番のお気に入りだという。生涯にわたってレッドウィングを愛用してきた栁澤さんは、その歴史、耐久性、クラシックなデザイン、そして時代を超越した存在であるレッドウィング ブーツに信頼と安心感を抱いている。
「これからどんな未来が訪れようとも、死ぬまでブーツ修理屋以外はやらない」と彼が公言できるのは、彼のブーツ修理に対する覚悟と職人として技術を高めていくことを誇りに思っているからだ。

fukuroku04

奥山さん:8インチクラシックモック #877 着用 / 栁澤さん:6インチクラシックモック #875 着用

レッドウィング社は100年以上の歴史を持つ企業であり、本物であること、伝統であること、そしてサスティナブル(持続可能)であることを誇りとしている。レッドウィング社は、すべての製品が最高の基準で作られており、耐久性だけでなく、古いものに新しい命を与える修理職人によっても支えられているのだ。この理念は、熟練したブーツ修理職人が見習いを雇い、技術を伝承してさらにそれを向上させ、次の世代に力を与える方法と同義である。初めは見習いだった駆け出しの職人が常に学び続け、自らの目標を見つけ出し、ブーツ修理の技術に新たなエネルギーをもたらしているように、レッドウィングという会社と製品も、時が経てば経つほど良くなっていく。
レッドウィングのブーツは最高の品質を誇り、彼らが最高にまで磨き上げた技術で仕事をするためにふさわしいポテンシャルを秘めている。これこそが、レッドウィング ブーツとブーツ修理職人の芸術の域にまで達した技術との間にある礎であり、時代を超越した情熱の上に築かれたつながりなのである。 #OUTOFFASHION

2021/08/07

OUT OF FASHION
静 朋洋(しずか ともひろ)- 高崎市

shizuka01

静 朋洋(しずか ともひろ)- 高崎市

群馬県高崎市で110年以上の歴史ある古民家を改装し美容室を営む静 朋洋さん。もともとは東京の青山で美容師として働いていたが、一人のお客様にかけられる時間が限られ自分の理想とするサービスを提供するのが難しいということに歯痒さを覚えていた。朋洋さんの理想とする接客は、最初から最後まで一人の美容師が対応するというスタイルであり、お客様にとってもそのスタイルの方が喜んでもらえると考えていたが、都心の美容室では効率が優先され分業になってしまうことが多かった。分業によるメリットも理解していたが、朋洋さんにとってそれは理想の働き方ではなかった。「このお店に来るようになってこの街が好きになりました。」というお客様の言葉に勇気をもらったのをきっかけに、以前から朋洋さんが思い描いていた街に根付いた美容室を地元の群馬に開くことを決意する。

shizuka02

110年以上も前に建てられ長い間空き家だったこの建物に、朋洋さんは土間に一席のみの美容室を作った。自身の思い描いていた構想を実現させるのにピッタリなこの古民家に運命を感じ、自身で修繕しながら自宅でもあるこの古民家で「chab 美容室」を営んでいる。自身で家屋を修繕していく中で朋洋さんが特に気をつけていることは、元の姿をなるべく変えずに、身の回りにあるもので可能な限り当時の方法で直すことにしている。暖簾に使用している竹ひとつ取ってみても、ホームセンターに売っているものではなく、鉈を片手にその土地で取れる竹を取りに行くというのには驚きだ。彼にとって修理して長く使うということは、その都度新しい命を吹き込むことだと教えてくれた。

shizuka03

6インチクラシックモック #875 着用

この古民家に住み、自身で家を修繕しながら美容師としても日々技術を追い求める中で、シンプルなもの作りの中に当時の職人さんの緻密な仕事が随所に隠されているということに気付き、それは朋洋さん自身が美容師として大事にしているこだわりの一つでした。自らこの古民家を修繕する過程の中で、朋洋さんのこの家屋に対する愛情はさらに大きくなっていった。

 shizuka04

6インチクラシックモック #875 着用

「chab 美容室」をはじめた朋洋さんにとっての一番の喜びはこの街に住む人と一緒に成長できる点だという。お客様の家族全員が「chab 美容室」に来ることも珍しくないそうだ。朋洋さんにとってこの古民家とレッドウィング ブーツには、修理をしながら長く愛用することができるという共通点があり、日々愛着が増していくばかりだと笑顔で教えてくれた。インターネットの普及によりあらゆるものが便利になり物も使い捨てになっていく世の中で、足元からしっかり支えてくれ安心感があるレッドウィング ブーツは、朋洋さんにとって自分を素敵な場所へ運んでくれるラッキーアイテムとして欠かせない存在となっている。 #OUTOFFASHION