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RED WING JAPAN SPRING & SUMMER LOOKS
RED WING JAPAN SPRING & SUMMER LOOKS
これからの季節に活躍するオックスフォード丈のクラシックモックをはじめ、くすんだピンクカラーが重たすぎず春夏のコーディネートにマッチする6インチ丈のクラシックモックなど、ハーフパンツやレッドウィングのTシャツと合わせたコーディネートをお楽しみください。
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Photographer @swon_k_
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[STYLE NO. 8092] MEN’S CLASSIC MOC OXFORD / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0042] NOW AND THEN 875 T-SHIRT / CHARCOAL 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0039] NOW AND THEN FONT T-SHIRT / WHITE 商品ページはこちら
[STYLE NO. 8090] MEN’S CLASSIC MOC OXFORD / BLACK PRAIRIE LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. 8079] MEN’S CLASSIC MOC OXFORD / HAWTHORNE ABILENE LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. 8208] MEN’S 6-INCH CLASSIC MOC / DUSTY ROSE ABILENE LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0039] NOW AND THEN FONT T-SHIRT / WHITE 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0040] NOW AND THEN FONT T-SHIRT / CHARCOAL 商品ページはこちら
[STYLE NO. 3319] WOMEN’S 6-INCH CLASSIC MOC / DUSTY ROSE ABILENE LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0040] NOW AND THEN FONT T-SHIRT / CHARCOAL 商品ページはこちら
[STYLE NO. J0041] NOW AND THEN 875 T-SHIRT / WHITE 商品ページはこちら
RWスタッフ 春のスタイリング
「STAFF STYLING」ページに春の装いが増えて来ました。少し暖かくなってきて、毎日のコーディネートにも軽やかさや明るい色を取り入れたりと、ブーツスタイリングも楽しくなってきますね。
当サイトのTOPページをスクロールして頂くと最新の投稿をご覧いただけます。また、こちらからも直接スタイリングページにジャンプできます。ぜひ春のスタイリングの参考にのぞいてみてください。
ページのスタイリング画像をクリックすると、スタッフのコメントや着用商品等さらに詳しい情報が記載されています。スタッフによってはケア商品や着用サイズの情報もありますので、自分に近いスタッフの情報を参考にしてみたり、これからのシーズンのコーディネートを考えるヒントにもつながると思います。
また、各商品ページにもその商品を着用した画像が出ていますので、購入商品のスタイリング参考にしてください。
投稿は毎日どんどん増えていきますので、ぜひ定期的にご覧ください!
RED WING JAPAN LOOKS "TIMELESS"
RED WING JAPAN LOOKS
TIMELESS
いつの時代も変わらないRED WINGの定番アイテム。
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Photographer @swon_k_
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MEN’S:[STYLE NO. 875] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3375] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 8849] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK PRAIRIE LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3373] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 8111] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 8083] IRON RANGER / HAWTHORNE MULESKINNER LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3365] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3366] IRON RANGER / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3405] CLARA / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
WOMEN’S:[STYLE NO. 3404] CLARA / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 8833] 6-INCH CLASSIC MOC / HAWTHORNE ABILENE LEATHER 商品ページはこちら
MEN’S:[STYLE NO. 9060] BECKMAN FLATBOX / BLACK KLONDIKE LEATHER 商品ページはこちら
レッドウィングのリペアサービスを徹底解説
レッドウィングのリペアサービスをご利用したことはございますか?
過去にYouTubeでご紹介したこともありますが、今日は改めてリペアサービスについて深掘りしていきたいと思います。
まず、レッドウィングのブーツは元々リペアをすることを前提にデザインされています。
そのためソールのすり減り、ステッチのほつれなど、履いていくなかで避けられない消耗に対しては純正のリペアサービスがオススメとなっています。
履き込んで足に馴染んだブーツをソール交換することでそのまま履き続けることできる。つまり新品にはない唯一無二の履き心地を持続することができるのです。
そしてリペアはソールのみならずアッパーの細かな部分まで行っております。
ですが実際にリペアと言っても「どういう事ができるの?」と思われる方も多いと思うので、実際に多い依頼やこんなリペアも出来るというものをご紹介させていただきます。
レッドウィングのアイコニックなソールといえば“トラクショントレッド・ソール”。
数多くの品番に使用されているソールですが、さまざまなリペアメニューで一番多くご依頼いただくのがこちらのソール交換です。
10年〜20年前のものでも交換可能なので「昔は履いていたけど・・・」というような方も是非お試しいただければと思います。
また、他にもかかと部分のステッチの縫い直しやパイピングの補修なども承っていますので、シューケアをするタイミングなどに一度お手持ちのブーツを確認してみてください。
トラクショントレッド・ソールの次に多いのがレッドウィングの中でもファンが多い“ベックマン”のリペアです。
ベックマンのハーフソール交換のメニューを増やしてからはご依頼の数もどんどん増えており、発売してから年月が経過しているためヒールもご一緒に交換されるお客様が多いです。
アイアンレンジャーやブラックスミスに使用しているアウトソールは耐久性の高いソールのため、ヒール交換のご依頼が多く、一度ヒール交換をした後にオールソール交換をされるお客様が多いです。
ソール以外ではライニング、パイピング、アッパーの破れ補修、ハトメ部分をスピードフックに変更するカスタムリペアなども可能です。
あらゆるシーンで着用され大人気のポストマンシューズですが、こちらに関してもソールの交換が可能です。
ソール交換時にあわせてオススメしているのが“ライニング(靴の内側)”のリペアです。
皆さん意外と見落としがちなのですが、踵や小指付近は負荷がかかりやすくソール交換時にはリペアが必要になることが多いです。
ソールはすり減ったら交換ができますが、アッパー(靴本体)はそうはいかないため内側のダメージを見逃さずにリペアしていくことが長くご愛用いただく上でとても大切なポイントです。
また、履き口が裂けてしまったりした場合は画像のようにパイピング仕様にカスタムすることも可能です。
また、リペアにおいて非常に重要な「中底」や「ウェルト」(ソールの一番上のパーツ)というパーツがあります。
このふたつのパーツは状態が悪いとリペアを進めていくことができないですが、もちろんこちらのリペアも行っております。
(※お客様がお気づきになっていない場合や作業中に再利用が不可と判断した場合は見積もり時や作業開始後に追加修理をご提案させていただいております。)
特に古い年代のエンジニアブーツのリペアの際は、中底交換を希望するご依頼が多いです。
他にも先芯やカウンターの芯などの交換も可能です。ベルト・ストラップ・バックルなども純正パーツにてご対応致します。
上記以外のブーツでもソール交換や細かい箇所のリペアは対応しており、パーツ交換ができない箇所でも可能な限り元のデザインを損なわないような形で行なっております。
6インチラウンドやポストマンなどのオックスフォードタイプは履き口がパイピング仕様ではないため、パーツ交換によるリペアができないのですが、画像のようにパイピングカスタムすることによりリペアが可能です。
こういったカスタムリペアの場合も可能な限り純正のレザー・糸・パーツを使用することにより、レッドウィングの本来持つ魅力を損なわないようなリペアを心掛けています。
ご自身で確認した際に諦めてしまいそうな内容でもリペアを行うことができるケースが多くあります。
愛着を持って履いていただいたブーツをさらに少しでも長く履くためにも、お悩みの方はぜひ一度相談してみてください。
リペアを楽しみながら一生の相棒となるブーツを育ててください。
レッドウィング・ジャパンリペアアカウントでは修理事例を随時更新しておりますのでぜひご覧ください。
また、リペア料金やご依頼方法についてはこちらもご確認ください。
RED WING WOMEN’S SNAP
レッドウィング・ジャパン代表小林、MOONLOID代表の甲斐さん、ARKnets・DEAR BY ARKバイヤーの小池さんに「秋冬にコレを着てレッドウィングを履きたい」を聞きました。
先日発売になった新商品とヘリテージウーマンの人気モデル“クララ”を履いていただいたスタイリングをそれぞれのテーマと共にお楽しみください。
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[FEATURE MODELS]
STYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOC
STYLE NO.3359 SILVERSMITH
/// Satomi Koike
「テーマはTwisted Essential」
ARKnetsのウィメンズのテーマが「Twisted Essential」です。
定番で昔から愛されているお洋服(Essential)に少しひねり(Twisted)を加えてARKnetsらしいEssentialを伝えようというのがテーマになっています。
今回はそういったところを意識してスタイリングを組みました。例えば、ジャケットにシャツという定番のスタイリングですが、シャツはジップが付いていて形が独特だったり、さらにボトムスはワイドシルエットいう、定番のスタイリングに洋服のディテールやシルエットで変化を加えました。
新商品のSTYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOCは形自体は昔からある定番のブーツだけどアースカラーの柔らかいカラーリングが素敵です。
/// Kai Ayano
「オシャレは勇気」
私のテーマは「オシャレは勇気」です。
昔は着ていたお洋服も、時間が経つと勇気が無くなってしまって気付けば着なくなることがありました。そんな気持ちを一回忘れて何でも着たいもの、履きたいものにチャレンジしようというのが今年のテーマです。
身体のラインが出るようなワンピースをスタイリングに使って足元には新商品のSTYLE NO.3426 6-INCH CLASSIC MOCを合わせました。
普段からクラシックモックはよく履くのですが、ボリュームがあって足に重心を落とすことができるのでタイトな洋服でもかっこよくカジュアルに着ることができます。さらにこのモカの色が上品で女性らしい雰囲気を出してくれるのでバランスが取りやすいし、グレーやブラウンと相性が良いので秋冬は重宝すると思います。
/// Yuki Kobayashi
「テーマは地球」
今回発売した新商品のテーマが地球で、私も同じく「地球」をテーマにしました。
私のスタイリングはARKnetsさんで取り扱っているお洋服を使って小池さんがスタイリングしてくださいました。
普段はあまりSILVERSMITHは履かないので靴の形も新鮮だし、色も新しい色で。そんなブーツにあったアースカラーなカーキのスカートとグレーのニットとSILVERSMITHのモカの色のマリアージュが絶妙でいつもの自分とは違うけどしっくりくるテーマにぴったりな素敵なスタイリングでした。
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[FEATURE MODEL]
CLARA
/// Satomi Koike
「女性らしさが際立つブーツ、それがCLARAです」
私は今回初めてCLARAを履いたのですが、履いてみるとフォルムの美しさを感じました。
横から見たときのスマートな曲線や積み革ヒールのデザインが素敵でそれに合うスタイリングをTwisted Essentialで表現して、パンツの丈感は少し短めでCLARAのシルエットが綺麗に出るようにし、メンズライクなライダースも着ることでブーツの華奢な雰囲気と女性らしさが際立つよう意識しました。
履いてみるとヒールの幅が広いので安定感もあってとても履きやすかったです。
/// Kai Ayano
「CLARAは勇気を後押ししてくれる靴」
私にとってCLARAは勇気を後押ししてくれる靴です。
履くことで足が長く、スタイルが良く見えるので最近はあまり履いていなかった少し細身のパンツにチャレンジしてみました。
元々足の甲が高くて華奢なブーツは避けていたのですがCLARAは甲の形に合わせて反ってくれるのでそんな私でも快適に履くことができます。
きっと細身のブーツを敬遠されていた方でも大丈夫だと思います。
/// Yuki Kobayashi
「私以外の女性がCLARAについて語ってくれているのが幸せ」
CLARAのスタイリングはMOONLOIDさんのお洋服を使って甲斐さんにスタイリングしていただきました。
実はお店で買わせていただいた自分が持っているアイテムで、普段だとクラシックモックやアイアンレンジャーを合わせそうなのですが、CLARAを合わせるのもとても好みでした。オロレガシーのオレンジの色味やデニムのステッチのグリーンをベストの色と合わせているのがポイントになっています。
おふたりにスタイリングを組んでいただいて自分では思いつかないスタイリングをご提案いただけたり、アドバイスを貰うことができるとファッションがすごく広がるので楽しかったです。
RED WING JAPAN FW23 LOOKS
RED WING JAPAN FW23 LOOKS
Welcome back
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Photographer @swon_k_
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待望のリストックが決まりました!
Left:[STYLE NO. 8864] 6-INCH CLASSIC MOC GORE-TEX / RUSSET TAOS LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3190] CLASSIC CHELSEA / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 8847] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK CHERRY EXCALIBUR LEATHER 商品ページはこちら
[STYLE NO. 8133] SUPERSOLE 6-INCH MOC / BLACK CHROME LEATHER 商品ページはこちら
Left:[STYLE NO. 3365] IRON RANGER / AMBER HARNESS LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3375] 6-INCH CLASSIC MOC / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 3405] CLARA / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
Left:[STYLE NO. 3366] IRON RANGER / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
Center:[STYLE NO. 3373] 6-INCH CLASSIC MOC / BLACK BOUNDARY LEATHER 商品ページはこちら
Right:[STYLE NO. 3404] CLARA / ORO LEGACY LEATHER 商品ページはこちら
My RED WING Story Vol.01 / 藤井隆行(nonnative)
アメリカンワークブーツの定番として確固たる地位を築き上げる〈レッドウィング(RED WING)〉。このブランドのアイテムを日本のトップクリエイターたちはどんな視点で眺め、どんな価値を見いだしているのか?さまざまな角度から疑問を投げかけ、彼らのアイデアを探ります。
第1回目に登場するのは〈ノンネイティブ(nonnative)〉のデザイナーである藤井隆行さん。過去2回に渡り〈レッドウィング〉のブーツを監修し、ブランドの新たな一面を見いだしてきました。そして今回、3度目の監修アイテムが完成。改めて自身とブランドの関係性を深掘りしつつ、新しいブーツにどんな価値を与えたのか?藤井さんの頭の中にある考えに迫ります。
服を着て、どこへ行って、何をするかというのが重要。
― 藤井さんは最近海外へ行かれたそうですね。
藤井:そうですね。ロンドンとパリへ行きました。コロナ禍を経て久しぶりの海外だったから、はじめて日本から出たような気分になりました。
― そうした気分の中で、どんなことを感じたのかが気になります。
藤井:ロンドンはリサーチをしたり、人に会ったりしたんだけど、すごく雰囲気が変わった印象でした。若者たちが台頭してきているな、と強く感じました。パリは展示会のために行ったのですけど、変化はあまり感じませんでしたね。
― 円安の影響がすごいという話もよく耳にしますが、どうでしたか?
藤井:買い物をするにしても、ご飯を食べるにしても、金額を見るとちょっとびっくりしますよ。ただ、やっぱり海外は海外というか。日本では感じられないことがたくさんあったし、やっぱり行ってよかったですね。
― 藤井さんがデザイナーを務める〈ノンネイティブ〉は旅からインスピレーションを得ているんですよね。
藤井:そうですね。旅に出ると、あまり服を持っていけないとか、荷物を軽くしたいとか、いろいろ考えるじゃないですか。海外はSNSで写真を眺めたりしながら情報を集められるけど、体感する風の強さまではわからないですよね。そういうのは実際に行って、ようやく感じられるものだから。だから、やっぱり動かないとダメだなっていう。
― 一方で、コロナ禍の3年間は行動に制限がかかる中、日々の生活からそうしたインスピレーションを得ていたのでしょうか。
藤井:内向きな感じではありましたね。それはそれで大事な時間だったけど。日本の民芸とかを見に行ったりしていて、そういうフィルターがかかった上での海外だったから、コロナ前とは違う視点でいろんな物事を見ることができたと思います。
― そうした藤井さんの視点の流れというものは、やっぱり生活の中でジワジワと育まれているのでしょうか? いきなりポンと気になるものが生まれるのではなく。
藤井:モノに対して気になるっていうことが、なくなってきていますね。もちろんお店とか、服とかを見にいったりもするけど、そこでなにか衝動的になるということはあまりないんです。それよりも、さっき話したみたいに、風を受けるとこれだけ寒いとか、日が当たってない場所はこれだけ冷えるとか、そういうことのほうがアイデアが生まれやすい。それが砂漠の中ならアウトドアブランドの服を着ればいいけど、ロンドンやパリという都市の中では、「どうやっておしゃれをするか?」ということが大切になってくる。その服を着て、どこへ行って、何をするかっていうのが重要だと思うんですよ。
メンズの服は大差がないから、靴を間違えるとダメになってしまう。
― 海外へ行かれたことで、日本に戻ってからの視点は変わりましたか?
藤井:むかしは帰ってくると、海外よかったなとか、買ってきたものを手に取って眺めて、余韻に浸ったりしてたけど、いまはどこにいても買い物できるじゃないですか。前は海外でしか買えないものがたくさんあったけど、いまはそうじゃない。もちろん現地でいろんなものを見てくるんだけど、日本に戻ってオンラインで買ったほうがスマートだなと思ったり。
― そうした時代の中で、藤井さんが買うものには、どういう動機や理由があって手にするのかが気になります。
藤井:シンプルに、使うか使わないかですね。むかしだと、ハイブランドの本店に行って買い物をするとかはあったけど、いまはそういう感じでもないですし。
― 最近藤井さんが購入したものを教えて欲しいです。
藤井:スポーツブランドのトラックジャケットとパンツですね。
― それはどうして?
藤井:むかしイギリスが好きで、2000年代にトラックパンツにブーツを合わせたりしていて。オアシスみたいにジャージのセットアップをジャストサイズで着たりとか。最近はそういう人がいないし、いいかなと。それで家の近所でもトラックパンツを穿いているんだけど、「走るの?」って言われたりして(笑)。逆に会社の子には「めっちゃおしゃれっすね」って言われたりとか、場所によって捉えられ方が違うのがおもしろいですね。
― ロンドンに行った影響もあるんですか?
藤井:そうかもしれないです。あとは最近2000年代ブームみたいなのがあるでしょう。パンツのシルエットもその頃に戻っている印象だから。それでいまなにがいいかなと思って買いましたね。
― シューズはどんなものを履いてますか?
藤井:スニーカーはトレラン系のアイテムが多くなっています。走ったりもするし。
― さまざまなメディアでも語られているように、藤井さんは靴好きな印象があるんですが、それはどうしてなんですか?
藤井:服は自分でつくっているし、基本的には靴しか買わないんですよ。履かないのに買うのは靴くらいかな。研究材料にもなりますし。もちろん、履こうと思って買うんですけどね。これはあの感じの服に合いそうだなとか思ったりして。
― 藤井さんにとって、ファッションにおけるシューズの役割について、どんなことを考えていますか?
藤井:シューズでコーディネートが決まると思ってます。変な話、服は全部ファストブランドで揃えても、たとえば足元に〈レッドウィング〉を合わせていたら成立すると思うんですよ。逆の言い方をすると、メンズの服って大差がないから、靴を間違えるとダメになってしまう。そういう考え方はむかしからありますね。
― 〈レッドウィング〉をはじめ、ブーツもお好きですよね。
藤井:基本的にハイカットが好きなんです。細いパンツを穿いたときに、裾の収まりがいいから。デザインするときも靴とパンツをセットで考えていて、短靴だと裾のところで途切れちゃうイメージがあって。
― 靴でコーディネートが決まるというお話をされていましたが、ブーツを履くときは、スタイリングをどんな印象に仕上げたいんですか?
藤井:どんな印象に仕上げたいというよりも、最近はナイロンとかテック系のパンツを穿くことが多いから、そういうときはブーツを合わせるようにしていますね。化繊のものに、天然素材を合わせるのが好きというか。だから、ジーパンに〈レッドウィング〉っていう組み合わせも自分はしないですね。
― 素材のコントラストみたいなものを意識していて、それがファッションに繋がると。
藤井:そうですね。機能素材を機能的に見せないというか。小さなこだわりですが。
〈レッドウィング〉にとって価値あることをしないといけない。
― 〈レッドウィング〉で好きなモデルはありますか?
藤井:プレーントゥが好きですね。あとはスエードのモックトゥとか。むかしはそれしか履いていない時期がありました。藤原ヒロシさんの影響で。そのときはジーパンを合わせてたな(笑)。高校生のときでしたけど。当時はそれが精一杯のおしゃれでした。ヒロシさんがアイリッシュセッターを履いているのを見て衝撃を受けたんですよ。めちゃくちゃアメカジな格好なのに、全然アメカジに見えなくて。やっぱり、着方とか、色とか、素材の合わせ方で変わるんですよね。
― 最近はアメカジがまたブームという話をよく耳にしますが、いまのファッションシーンと〈レッドウィング〉の相性について、どんなことを思いますか?
藤井:たとえば、さっき話していたみたいにジーパンに〈レッドウィング〉を合わせるのもアメカジだし、アメリカの、いわゆるテック系のアウトドアブランドの服を着るのもアメカジって言うと思うんですよ。むかしはもっと細分化されていたけど、いまは全部ひっくるめてアメカジになっていて。
さっきロンドンがおもしろかったという話をしたのも、アメリカの服をロンドンの人たちが着るのがユニークだったからなんですよ。ワークウェアとテック系のシューズを合わせているのを見ておしゃれに感じたり。それもアメカジじゃないですか。
だからやっぱりファッションは“見え方”が大事なんだと思う。去年、「ビオトープ」のために〈レッドウィング〉のブーツを監修したときも、そういう見え方をいい意味で変化させたかったんですよ。すごい高い靴と一緒に〈レッドウィング〉のブーツが置かれることを念頭にディレクションをしたので。それはすごくチャレンジングなことだと思うんです。
― 一昨年にグレーの〈レッドウィング〉を監修して、昨年はいまお話にあった「ビオトープ」の別注、そして今年は“ブラック”でディレクションをされていますね。
藤井:今回は真っ黒でモードっぽく。いい意味で〈レッドウィング〉っぽくないものにしたかったんです。だけど、やりすぎると“らしさ”を失ってしまうから、そのさじ加減が難しいところで。
― どうして黒だったんですか?
藤井:ベージュ、グレーときて、黒っていう流れですね。黒いスエードの〈レッドウィング〉ってほとんどないんですよ。それで在庫を見つけてもらって、ソールを変えたりしながら細かな部分をいじってデザインしました。
― シューズをイチからつくるわけではないんですね。
藤井:そうですね。新しくデザインすることはできないから、すでにあるもののパーツを変えたりとか、ディテールを変更しながら新しいものにしています。たとえば今回のブーツだと、ソールをオールブラックにしたり、ウェルトの部分も黒く塗ったり、チャッカのほうはシューホールを1個増やしたりとか。
― あとはソールも厚みが足されてますよね。
藤井:ミッドソールを足して5mmくらい厚くしていますね。最近は太いパンツが人気だから、ボリュームを足してあげたほうがシルエットの収まりがよくなるんですよ。もっとハの字状のシルエットを強調したりとか、ガンダムっぽくしようっていうアイデアもあったんですけど、そこまですると〈レッドウィング〉の良さが薄まっちゃうから、程よく。
― ご自身でお気に入りのポイントはありますか?
藤井:ウェルトが真っ黒なところですね。だけどステッチは白いっていうコントラストが気に入ってます。
― こうした監修の依頼を受けて、藤井さんが大事にしているのはどんなことですか? ディレクションをするにあたって、できること、できないことがあったと思うんですが。
藤井:調整というか、ラインを見極めることを大事にしましたね。「ビオトープ」でやったときも、ハイブランドの服と同じ空間で提案されるわけじゃないですか。だから、そこにまとまるようにブーツを編集して。アイテムをかっこよくするのはもちろんなんだけど、〈レッドウィング〉や「ビオトープ」双方の色みたいなものを汲み取りながら、どうエディットしていくかが大事だと思うんです。
― 〈ノンネイティブ〉の別注ではなく、あくまで藤井さんの監修という形での関わりですが、そこに意識の差はありますか?
藤井:もちろんあります。〈ノンネイティブ〉の別注だったら、ぼくら側に寄せればいいだけだけど、監修の場合はあくまで〈レッドウィング〉に軸足が置かれているわけです。
― そういう意味での制限があるわけですね。
藤井:そうですね。それに別注の場合、在庫をすべてうちで持つわけです。だけど今回はそうじゃない。だから〈レッドウィング〉にとって価値があることをしないといけないわけで。自分たちのブランドで別注をしたら、きっとプライスもグンと上がるけど、〈レッドウィング〉の土俵でやらせてもらうからには、ファンの方々の期待にも応えないといけないですし。うちのお客さんはぼくのことを求めているけど、〈レッドウィング〉のファンは〈レッドウィング〉を求めていますよね。そこの差がやっぱり大きいですね。普段の自分のゾーンとは違う人たちに向けたものづくりだから。新しいことにチャレンジしている感覚です。
― 今回の2モデルも、ありそうでなかった感じというか、〈レッドウィング〉らしさと、藤井さんらしさがバランスよく共存しているように思います。
藤井:ヨーロッパっぽいものをあえてアメリカっぽくしたり、アメリカっぽいものをモードっぽくしたいんですよね。やっぱりもともとワークブーツで男っぽいアイテムだから、そこから少し色気を引き出すようなイメージでつくりましたね。
― このアイテムをフィーチャーしたルックもこれから撮影されるようですが、どんなスタイリングの提案をされるんですか?
藤井:やっぱり全身ブラックでモードに。
― 〈レッドウィング〉に新しい価値を加えていくようなイメージですか?
藤井:そうですね。イメージっていうのは、結局外側にいる人たちがつくったものじゃないですか。〈レッドウィング〉は本来ワークブーツで、ファッションのアイテムではないから。アメリカでも、作業着屋さんとか、そういうお店でしか売ってないし、こういうブーツもすでにヘリテージ的な扱いだと思うんですよ。だけど、それをどうしていまでも残しているかというと、日本のファッションのためだと思うんです。こういうブーツにファッション的価値を見いだしたのは日本人だから。僕自身もこうした監修の役割を通して、そうした価値づくりに貢献していきたいなと思っています。
今回の監修モデルは2023年6月3日(土)より、BIOTOP(白金店、大阪店)、COVERCHORD、レッドウィング・オンラインストアにて発売開始予定です。
BIOTOP
https://www.biotop.jp/
COVERCHORD
https://coverchord.com/
RED WING
https://redwingheritage.jp/
RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:004 / YUKI
<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
とにかく履いていると安心するんです。
自分の身体の一部のような優しい履き心地や、身につけると背筋がピンとするような芯の強さ。優しくて強いレッドウィングは、私にはお守りみたいな存在です。
<Question02>好きなコーディネートを教えてください
ほぼ毎日大好きなデニム&レッドウィングのスタイルですが、商談や食事で改まったスタイルの日にはクララやキャリアを選びます。シチュエーション毎にどのレッドウィングを選ぶかはだいたい決まっているので、あまり悩まず、毎朝今日はコレ!って感じで決まります。
<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
好きな言葉は『自由に生きる』です。
両親が名付けてくれた『由生』という名前の由来は『自由に生きる』。そのせいか、人一倍『自分らしく自由に生きたい!』という気持ちが強い気がします。笑
自分だけでなく、自分の周りの人にもそうあって欲しいと願っています。
<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
レッドウィングのブーツは私にかけがえのない出会いを運んできてくれました。素敵な場所、新しい価値観、そして大切な仲間との出会い。
こらからも、このブーツと共に今まで見たことのない景色を見るのが楽しみでワクワクしています!
RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:003 / SATOMI
<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
ワークブーツならではのタフさが、普段使いはもちろん、キャンプなどのレジャーシーンでも大活躍してくれて、気付けば手放すことのできないブーツになっていました。
普段アクティブな遊びが多い私にとって、品質とファッション性を兼ね揃えたRED WINGは私の相棒です!
<Question02>好きなコーディネートを教えてください
デニムにRED WINGが王道で大好きですが、最近はワンピースやスラックスにRED WINGを合わせるコーディネートも好きです!
<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
休みの日に家でじっとしていられないくらいのアクティブ人間です!
どんなに疲れていても二連休があれば旅行へ行こうとします!笑
そんな私ですが5年前にアパレル業界に入り、毎日の接客の中で歳を重ねることを楽しみながら、ファッションを通して自分を常に磨いている顧客様に憧れを抱くようになりました。
昨年30歳を迎え、私も歳を重ねることをポジティブに捉えて「自分らしいファッションを楽しもう!」をモットーに毎日仕事も休みも全力で楽しんでいます。そしてRED WINGはファッションを楽しむ上で欠かせないアイテムです♪
<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
春のキャンプに履いていきたい!!
RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:002 / MASAKO
<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
誰でも履けて履くシーンも選ばず、履く人それぞれの解釈で履けるところ。
自分を表現できるものとしてなくてはならない存在です!
<Question02>好きなコーディネートを教えてください
シンプルだけど自分らしさのあるコーディネート
<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
犬のトレーニング。
保護犬を飼い始めてから専門家からのトレーニングを受けていて、犬が変わっていく様子や心が通じ合ったかも!と思える瞬間がとても幸せです。
<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
犬を連れて川に遊びに行く時に履きたい!
RED WING HERITAGE WOMEN
FEATURE:001 / AYANO
<Question01>レッドウィングを選ぶ理由は?
トレンドに左右されないから。トレンドの移り変わりが激しいレディースアパレルはついていくのが大変です!毎シーズン、トレンドに合わせて服を買い替えている女子も多いと思います。でも、RED WINGは買い替える必要がありません。その理由は、RED WING自体がもはやジャンルレスな定番アイテムだから!毎シーズン履いても色褪せない、それどころか価値を増していく、それがRED WINGだと思っています。
<Question02>好きなコーディネートを教えてください
私にとってRED WINGはジャンルレスなアイテムなので、基本的にはどんなテイストのファッションでもよく似合うと思っています。
中でもRED WINGらしいボリューム感を活かしたコーデが好きです!今なら、太めのストレートデニムやフレアデニムに足元はクラシックモック、ウエストはベルトでキュッとマークしてタイトなTシャツをタックイン、ゴツめのアクセサリーでメリハリを出したいなと思っています。
新作のキャリアを合わせるなら、撮影して頂いた時の様にビビッドなカラーの靴下を中心にコーデを楽しみたいです。
<Question03>好きな言葉や今はまっていることなどなんでも!
スタッフに教えてもらったジーマーミ豆腐を毎日食べています!抗酸化作用があって美容に良いみたいです!
あとは、メイクもネイルもピンクやグリーン、オレンジなどビビッドなカラーにハマっています。
間もなくやってくる北海道の春や夏は短いですが、自然がいっぱいで空気がキレイで大好きです。私は海より山派なのでラフにRED WINGを履いて、キャンプや森林浴を思いっきり楽しみたいと思っています!
<Question04>レッドウィングを履いて行きたいところは?
山へ森林浴に行きたい!BBQをしに公園に行きたい!