どうも、おじいです。

今日は、オイルやクリームについてお話しようかな。
あなたの好きなパスタはオイル系？クリーム系？
おじいは、若い頃はカルボナーラが好きでしたが、今はボンゴレが好きです。
ビアンコでもロッソでも美味しく頂きます。
違う違う、パスタのソースの話ではなくて靴に塗るオイルとクリームと話しでした。

今回はレッドウィングのケア用品で、特に違いがよくわからないと言われる「ミンクオイル」と「レザーコンディショナー」を中心に話そうと思います。

ミンクオイルは昔からよく知られているオイルで靴屋さんに行くと置いてあるよね。
色々なシューケアメーカーさんから同じ名前で発売されているので見かけることが多いと思います。
各メーカーで成分は若干違うと思うので、ここではレッドウィングのミンクオイルについて説明します。
ミンクオイルの主成分はワセリンになります。
お肌にも使ったことがある方がいらっしゃると思いますが、そのワセリンです。
ただし、お肌用に精製されたワセリンではないので体には塗らないでね。
その他にパラフィンも含まれています。
パラフィンは大まかに言うと「石油由来の蝋」で防水性が高い成分になります。
そして動物のミンクからのオイル、ミンクオイルですね。
この３種類で出来ていると聞いています。
ワセリン・ミンクオイルで革を保湿し、パラフィンで防水性を高める。
この効果によって革を保革します。
化学的な成分が大部分を占めるため、強い防水効果が期待できます。
梅雨時期とかキャンプで水辺で活動するなどの環境に適しているし、ウエルトの部分に塗ってもらうと耐水性を持たせてコート出来るのでお勧めしています。

次に「オールナチュラルレザーコンディショナー」について話しますね。
名前長いのでここでは「レザコン」と呼びます。
レザコンはオールナチュラル名前の通り100%天然の素材で作られています。
革に浸透して保湿する「ミンクオイル」
革に艶を持たせる「蜜蝋」
水に強くする「松脂」
が主成分となり革を守ります。
上記のミンクオイルより、溶けが良く伸びやすいペーストとなっているため、広く薄く靴に塗れます。
扱いやすいので、僕達はオイルレザーの靴のケアとしてお勧めすることが多い商品です。

その他にも、革の保湿を第一に考えた「ブーツオイル」や水分と油分がバランス良く含まれた万能なクリームの「レザークリーム」、光沢を出す成分が含まれておりドレス顔に仕上げていく「ブーツクリーム」など、革別・目的別でお勧めのオイル・クリームを提案しております。

そしておじいが口を酸っぱくして言いたいのは、「頻繁に塗らないでね！」と言うこと。
レッドウィングは元々丈夫に出来ているのて頻繁にオイル・クリームを入れなくても大丈夫。
１年に1回か２回薄く広く保革してもらえれば十分です。
その代わりブラシはマメにかけてあげて下さい。
ブラシだけでも革の表面が整い綺麗になります。
汚れたら水拭きすれば大体落ちます。

ワークブーツメーカーなのでガンガン・ガシガシ履いてもらう事こそレッドウィングらしい履き方になります。
気兼ねせず楽しく履いて育てていきましょうね。
修理もお待ちしていますよ。
その他、何か分からないことが有ったら
スタッフに聞いてください。
分かることだけお答えします。
読んでくれてありがとう。