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RED WING

青山店

173cm

「ベックマン」と「チャッカマン」の話

アンマン・ニクマン・ベックマン
どうも、おじいです。
レッドウィングの商品の中には「〇〇マン」と名前が付く靴が幾つかあるよね。
ポストマン・フォアマン・ガレージマン
そしてベックマン。

ある日、ベックマンの問い合わせがあって、お客さんはブーツでもオックスフォードでもないベックマンを探していたの。
話を聞いたら、昔少しだけ展開していたことがあるくるぶし丈の「ベックマンチャッカ」っていう商品を探していたのね。
僕が「あぁ、それはベックマンチャッカですね。」って答えたら、お客さんが「そうそう、チャッカマン!チャッカマン!」て返してきて・・・。
さすがにあの時は腹筋が6つに割れる位おなかに力を入れて笑いを堪えました。
ベックマンチャッカは、火は着きませんが履けます。
チャッカマンは履けませんが、火が着きます。
宜しく。


さてさて商品のお話。
#9060D BECKMAN FLATBOX履いています。
人気商品です。
僕はいつも8番DラストだとUS71/2履いているのだけど、フラットボックスはUS8にしています。
何でかって?
それはね。
この靴はハーフサイズ上げて履いたほうがジャスト履きよりブーツの形が変化するからです。
先芯を除いた造りの、この靴だけの秘密ですよ。
実際、つま先のスペースは先芯が無い分
通常の8番ラストの靴より狭いしね。
でも、基本ジャストサイズを薦めるので誤解しないで下さいね。

使っている革は茶芯の代表クロンダイク。
履き込めば履き込むほどにアンティーク感が出てくる靴。
まるでノーマン ロックウェルが絵描く人物が履いている靴みたい。
雰囲気ありますよ〜
楽しめますよ~
最初は革がカチカチで馴染みにくく、茶芯はなかなか出ないけど、長い付き合いになるのでじっくり履いていきましょう。
いつの間にか足に沿った形になり、茶芯も浮き出てくるでしょう。

アウトソールが薄いのも特徴。
ソールが薄いと返りが良く足が煽り易い。
更に別売りの薄いインソールを入れると、クッション性も出るので疲れにくくなります。
修理が多い底の張り替えでも、ソールとヒールが別なパーツでできているのでヒールのみの交換も可能です。
しかもソール前部分の黒いラバー素材「ハーフソール」だけの交換も可能です。
使っているシューレースも蝋引きと呼ばれるワックス加工した平紐。
この雰囲気がより一層フラットボックスの雰囲気を良くしていますね。

アドバイス!
革が硬く、足に馴染むまで時間がかかるのでウールソックスがお勧め。
サラサラフカフカで足あたりを柔らかくしてくれて足のストレスを減らします。